今回は1月27日放送の

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組で今回は、

鹿児島県にあるポツンと一軒家

 

建物が3つ

家の周りに畑?

その畑に切り取り線?がある。

 

最寄の集落から情報を

得るため捜索を開始。

 

すると、自宅の庭で

作業しているお父さんに

聞き込みをすると、

イズミさん宅やろ

という返答が。

 

そして、そのお宅は

夫婦2人暮らしを

しているという。

 

ところが、ポツンと一軒家

に行く道がすごく悪いとの事。

 

 

 

 

 

 

   

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そのお宅の夫婦

衛星写真の一軒家に

間違いないと確認が取れた。

 

ポツンと一軒家の主は、

イズミシゲルさん70歳

ヒサミさん65歳。

 

周囲の状況確認をしていると、

突然、銃声の音が!

 

イズミさんによると、

畑で梨を作っており、

この銃声は鳥や鹿から

梨を守るための爆音機だそうだ。

 

家の周りの畑はすべて梨農園で、

イズミさん夫婦が営んでいる。

 

元々、梨を育てる前は田んぼ

だったそうだが、猪や鹿が来て

全部やられてしまったという。

 

ほとんど収穫がゼロになってしまい、

これはダメだと思って、全部

田んぼの跡に梨を植えることに!

 

梨にした理由は、イズミさんのお父さんが

たまたま、梨がいいというのを聞いて

始めることにしたそうだが、鹿児島で

梨を作る農家は少なかったが、

趣味程度で作っていたお父さんの梨が

もの凄く良いものができたと話す。

 

梨を植えてから30年。

 

梨の収穫時期は8月から11月で、

収穫後に4ヶ月かけて毎日、

剪定作業を行う。

 

この剪定は、次に実る梨の

出来を左右するのだそうだ。

 

木は真っ直ぐ伸びる性格があり、

上に伸びる枝はものすごく強くなるが、

他が大きくならず、実がみのらないため、

上に伸びた枝は8割切るという。

 

作業しやすいようにするため、

太い枝の横から生えた枝は、

無理矢理横に倒し、太い枝と平行にし、

紐をかけ、畑に張り巡らせた

ワイヤーに固定する。

 

切った枝の回収はさんが担当し、

枝拾いの後は大事な作業があるようだ。

 

それは剪定した枝の切り口に

雑菌防止用の薬液を一箇所ずつ

丁寧に塗り、悪い菌が

入るのを防ぐようにしていた。

 

剥がれた表皮の隙間には

虫が入ってしまうので

浮いた表皮は削り取る事も

大事な作業。

 

こうした様々な地道な作業をした結果、

大きくて美味しい梨が出来上がるそうだ。

 

出来上がった梨は、麓の直売所で売ったり、

梨狩りの営業で生計を立てている。

 

日本国内の梨の種類は100種以上あるそうだが、

イズミさんの梨園では11種類を栽培している。

 

それは、8月上旬に一番早く収穫する幸水

果肉がとても瑞々しい愛甘水

 

8月下旬には、糖度が高く濃厚な豊水

 

9月下旬には、果実が大きい新興

 

11月上旬には新雪

 

さらに、凛夏筑水二十世紀梨

新高甘太愛宕梨

 

酷い時には病気で全滅などから、

いろいろ品種を変えているという

そこには切実な理由が隠されていた。

 

去年は台風24号で作業車で

5、6台分くらい落ちてしまい、

梨3千個以上が被害に。

 

 

   

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梨園の脇に、築 約100年を経た

一軒家イズミさんは生まれ育った。

 

さんは、この番組が

ウチにも来ないかね?って言ったけど、

まさか来るとは思ってなかったと

語ってくれた。

 

40年前に結婚して以来ずっと

麓の町に住んでいたイズミさん夫婦は、

娘2人が嫁いだ後も、夫婦2人で町に

暮らしていたが、10年前に

イズミさんのお父さんが体調を

崩したのを機に、夫婦揃って山奥の

ポツンと一軒家に移住した。

 

最近は後継者がいない悩みがあるという。

 

誰か無条件でもいいから

道具一式揃ってるし、

分からんことは教えてやるから

してくれる人がおったらねと願っていた。