今回は3月3日放送の

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組で今回は、

広島県にあるポツンと一軒家

 

建物が3棟、

建物前に広い敷地

 

目指す一軒家の情報を得るため、

最寄りの集落に到着すると

お母さん(住民)発見。

 

衛星写真のポツンと一軒家

ついて聞いてみると、主人の方が

わかるという事で、捜索隊

お母さんのお宅へ向かう。

 

お父さん(主人)に誘導してもらい、

衛星写真を見てもらうと、

これはお寺じゃな、昔の

コンゾウ寺という所で、

今ね誰もおってない

という返答が戻ってきた。

 

元は寺だったが移転し、

空き家となっていた。

 

 

これでは帰れないので、

周辺にポツンと一軒家があるか、

聞いてみると友人に電話し、

一軒家探しと案内もしてくれる事に。

 

急勾配の山道を上り、

危険な山道を走行。

 

 

 

 

山道に入って15分、

大きな家を発見した。

 

 

ポツンと一軒家の主

フクシマシゲトさん 73歳

 

お父さんとフクシマさんとの

関係は、先輩と後輩。

 

捜索隊は、フクシマさんに

衛星写真を見せ、ここに行こうと

していた事を伝えようとすると

しているうちにある事に気付いた。

 

その衛星写真に写るポツンと一軒家

が、フクシマさんのお宅である事に。

 

移転した寺というのは、

お父さんの勘違いだった。

 

 

   

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この辺りにはかつて、

30世帯以上の民家があったが、

今はもう誰も住んでいない

という消滅集落。

 

廃屋が森に飲み込まれている状態。

 

フクシマ家も約50年前から

この土地を離れて空き家に。

 

築年数のはっきりした事は

わからないが、家の一部に

明治5年と年号が書いてある事から、

築147年と推定される。

 

もともとは農家で、畑だった木を

植えてる所から下へ、ずっと田んぼが

続いていたという。

 

この家で生まれ育った

シゲトさんは、50年ほど前に

一家で麓に移住。

 

農家を廃業後、山をおりる時に

棚田に植えた杉の苗木は

大木になった。

 

この場所に来ているのは、

椎茸栽培の為で、家の中では

生活をしていないという。

 

玄関には予めいつ崩れても

良いように使うものは大体

ほとんどまとめている。

 

昼飯を食べる時や夏の暑い時に、

昼飯の後、昼寝したりする

ぐらいの空間。

 

休憩中に使う玄関の土間の奥には、

台所と居間。

 

台所には昔、竃があり

流し台はコンクリート製。

 

 

住んでいた頃に家族の

自慢だったものは、

五右衛門風呂。

 

 

   

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フクシマさんが椎茸栽培の

他にここに来る理由が、

家から離れた場所にあるという。

 

道の途中で車を停車させた

フクシマさんは、

去年の7月の雨で側溝へ

土が流れ込んでいっぱいになって

水が道に流れてしまい、溢れて

しまう。

 

溢れた雨水は路肩の土を削り、

そのまま放置すると、

路面を支える地盤が弱まってしまい、

大規模な土砂災害になるのを防ぐため、

20年前から自発的に山道を整備

していた。

 

集落全域の道を整備している

というフクシマさん。

 

住人がいない所の道を

そうまでして整備する理由は、

住んではいないけどね、

ここの出身の人が多くじゃないけど、

何人かは来られますし、

その為にも、何とか車が通れるように

しているのであった。

 

そんなフクシマさんに7年前、

この集落の出身者が集まって

故郷の事を良くやっていると

表彰状を貰っていた。

 

 

   

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