今回は12月17日放送の

NHKあさイチ 静電気

の回を振り返っていきます。

 

どんなものでも物質には

プラスマイナスの電気があり、

同じ数・同じ量だけ備わっている。

 

ところが触れ合ったり、

こすり合わさったりすると

プラスマイナスが移動して

差がうまれるという。

 

物質というのは、プラス

マイナスを同じ量に戻そうとする

性質があるそうだ。

 

そんな時に、金属のドアノブに

タッチすると、ドアノブの持っている

電気とのやり取りで一気に同じ量に。

 

一気に電気が移動することを、

パチッとなる静電気になる。

 

そもそも静電気は、1000ボルトから

1万ボルトくらいある。

 

静電気学会会長 山野芳昭先生

によると、静電気をためて

ドアノブにパチッとやると感電

するが、エネルギー自体はそれほど

大きくなく、小さいので体に直接の

ダメージというのはあまりないという。

 

ただ、ペースメーカーとかマイク

補聴器などをやっていると

ひょっとしたら誤作動を起こす

可能性もあるそうです。

 

 

   

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静電気の起きやすさ

肌の状態に関係!?

 

あさイチの番組の調査で、

27人の肌の水分量を調べた結果、

静電気を感じやすい水分量の

平均は38、一方で静電気をあまり

感じない人の水分量の平均は59。

 

肌の水分量が多いと、汗など

肌から蒸発する水分も多くなり、

この蒸発と一緒に体に帯びた

電気は逃げていくとのこと。

 

しかし、乾燥肌だと水分の

蒸発が少なく、外に出にくい為

体に貯まりやすくなる。

 

この状態で金属など、電気の

通しやすいものに触れると

バチッとなりやすくなる。

 

 

乾燥肌について研究している

順天堂大学名誉教授 高森健二先生

によると、乾燥肌になると神経が

伸びて、静電気が神経をすごく

刺激しやすい環境にあるという。

 

その結果として、かゆみが生じる。

 

 

正常な皮膚は、かゆみを感じる神経が

皮膚の奥の真皮にある

 

 

 

 

そのため、体の表面に静電気

帯びていても、かゆみを

感じにくい。

 

しかし、乾燥肌になると神経が

皮膚の表面近くまで伸びてくると、

静電気が神経を刺激しやすい

状態となり、さらに増してしまう。

 

その対策としてまず、保湿剤

塗ることが一番大切。

 

とくにお風呂から出た後は、

皮膚の水分まで奪って

蒸発してしまうので、

お風呂から出たら10分以内に

塗るとよいそうです。

 

 

   

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色のついた部分がとくに

乾燥しやすいという。

 

 

 

 

赤い部分は、衣服の摩擦が生まれる場所

なので、水分が取られて乾燥しやすい。

 

山野先生によると、室内の温度

相対湿度を高くするとよいという。

 

気温20度で湿度30%

 

相対湿度が30%以下になると、

静電気が発生しやすくなる。

 

夏場に静電気が少ないのは、

夏場は湿度が高く、汗も

よく出るため静電気

おきにくいのだそうです。

 

 

その他、ドアノブなどで

静電気を防ぐ方法は、

ドアノブを触る前に

一度地面をさわる。

 

そうすることで、

地面に電気を逃す。

 

手を汚したくない人は、

扉自体に触ってから、

ドアノブを触ると良い

らしいのですが、

扉が金属だとだめだそうです。

 

 

   

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静電気って確かに

痛いですよね!

 

でも嫌いじゃありませんw

 

好きでもありません。

 

乾燥肌なんですけど、

やはりお風呂から出た後の

保湿が良いっていうのは

正解だったんですね、

勉強になりました。