今回は2024年12月29日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

阿蘇山麓の森の中

三角屋根の建物が1棟

三叉路の道が

田畑は見えない

白い花が咲く樹木?

衛星写真で見つけた熊本県の

ポツンと一軒家を目指す。

 

 

熊本県のポツンと一軒家

目指し、最寄りの集落から

捜索開始。

 

集落に到着し、

玄関で立っている

住人を発見。

 

 

目指すポツンと一軒家

建っているのは元々、

集落があった場所。

 

道に詳しいおさんに教えて貰い、

衛星写真に映る建物は

かつてその集落に住んでいた

ツルイマサルさんが建てた

別荘だということがわかった。

 

ここは元々、宿場町で

参勤交代道路。

 

熊本のお殿様がここを通っ

て大分まで行って、

この道を整備したのが

加藤清正で、その時代から

これだけの広さがある。

 

そして、ツルイさんの

自宅まで案内して貰う。

 

マサルさんは午後1時には

帰ってくるという事で、

目指すポツンと一軒家まで

行って見ることになった。

 

捜索再開し、

キレイに整備されたつるい家の

私有道を走り、さらに

深い森の中で入って行って、

目指すポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

   

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午後1時に麓のつるい家の

自宅を再訪。

 

普段住んでいる家ではないからと、

遠慮しつつも取材の依頼に

気軽に応じてくれた

ポツンと一軒家あるじ

つるいまさるさん88歳。

 

今の別荘があるのは

実家の跡地で、たまには

ゆっくりしようかなと、

週末別荘みたいな感じで

建てたけど、歳取ったら

逆にあんまり、行かなくなった。

 

これから、外出ということで、

日を改めて再訪。

 

2か月後、山小屋風に建てた

別荘は平成12年に建てた。

 

ここに立っていた木を

みんな切って、

材木に利用した。

 

つるい家の所有地は

50町くらいあるという。

 

個人で山の手入れとか

出来ない人がいっぱいい居て、

そういう人が話を

持ってくるから、

それを引き取って

手入れをしている。

 

道路も人に加勢して

もらって、整備している。

 

昨年までは自力で

整備していたが、

足が痛くて今年から

手伝ってもらっている。

 

牛馬を飼育していた。

 

つるい家の家業は農家で、

トウモロコシ・麦・小豆・

大豆などを栽培していた。

 

約70年前に阿蘇山が頻繁に

爆発し、火山灰で畑が全滅。

 

近年も噴火を繰り返す

活火山 阿蘇山、

昭和28年には戦後最大の

噴火が起き、つるい家が

あった集落は、その火山灰の

影響で作物を育てられなく

なってしまった。

 

 

   

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最後まで集落に残っていた

つるい家も、昭和32年に

山を下り麓へ移住。

 

それから43年後、まさるさんが

64歳の時に、かつて生まれ

育っていた家があった場所に

建てたのがこの山小屋だった。

 

まさるさんは前の家内

亡くなり、再婚。

 

今のさんとは職場は別だが、

一緒の会社の同僚で、

集会で顔を合わせていた

のがきっかけで、結婚した。

 

結婚して、趣味を

合わせるために

まさるさんの趣味である

登山をさんも50歳から

はじめた。

 

登山道もあり、知り合いの

登山する人がちょこちょこ、

泊まりに来ることもある。

 

別荘から出て行くと、

根子岳に登るのも近い。

 

釣井さんがずっと整備して

くれるからと、県の山岳連盟に

釣井尾根と付けましょうと、

登山地図にも釣井尾根と出ている。

 

 

数多くの山に登り、夫婦で同じ

感動を味わった。

 

まさるさんが足を痛めた今は

自分達で切って、皮を剥いだ

木で建てたこの山小屋で、

夫婦でのんびり過ごす時間が、

何よりの幸せ。

 

 

   

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