今回は8月18日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
四方 森に囲まれている
畑らしきものは無い
建物が2つある
道路も確認できない
衛星写真で見つけた山梨県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始。
ポツンと一軒家の主
スズキチエコさん94歳と
娘のヒトミさん68歳。
店の商品や生活用品の
運搬はどうしている?
ヒトミさんは背負子と呼ばれる
昔ながらの荷物を運ぶ道具を背負い
歩いて荷物を取りに・・・。
深い霧の中、山を下りるのではなく、
上へ上がって行く。
危険 立ち入り禁止という
看板を越えて、参道を外れ
崖っぷちの急斜面を進んで行くと
そこにはリフトがあった!
店の商品や生活用品は
リフトで下から運んでいる。
荷物運搬用リフトは、
下の道路から40丁目を経由して、
山頂のお寺まで続いているという。
リフトは出発地点でしか操作できないので、
下の無線で連絡を取って
止めて貰わなければならない。
リフトで届いた荷物の中から
店の商品、郵便物や宅配物を
自分たちの分だけを取って、
残りの荷物は山頂の寺院へ。
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チエコさんも20年前まで
運搬していて、
今は晴雲坊の看板娘。
チエコさんによると、
おばあちゃんがいるから
元気出して登らなきゃいけない
って来る人が多いという。
「いつまでも長生きしてね」
って言葉を掛けてくれる。
参拝者との交流が長寿の秘訣!
休憩所の脇にある
雲坊のお堂も46年護持している。
チエコさんが20歳の時、
それまで住んでいた名古屋から
昭和20年に七面山の麓へ移住。
僧侶になるために
修行していた夫と結婚。
ところが、上と下で
分かれて生活。
結婚して4年で僧侶となった夫は、
晴雲坊で1人住み込みの住職に。
以来、夫婦 別々で生活して、
家族で会うのは月に1回程度。
46年前、夫が52歳で他界。
住職の妻として、晴雲坊の坊守に。
2人の息子も亡父と同じ僧侶となり、
孫の3人も僧侶となったそうだ。
そのうちの2人は、
山頂の敬慎院で
お勤めしているというので、
会いに行くため山頂のお寺へ。
その道中に、天然記念物の
ニホンカモシカと遭遇。
晴雲坊を出発して1時間、
山門に到着。
七面山の山頂近くに建つ敬慎院は、
年間で約4万人の参拝者が訪れる
そうで、法華経の守護神
七面大明神が龍の姿で現れるという
伝説の池がある。
江戸時代に建立されたという本堂は、
七面造りと呼ばれる建築様式。
その中にまつられているという
七面大明神は秘仏。
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2人のお孫さんは、敬慎院に
住み込みでお勤めされていた。
千人宿泊可能の宿坊があるが、
宿泊者のお世話もされている。
お孫さんは、祖母は私にとって
生き方のお手本、人生の先生だと
思っていると話す。
一番は人に感謝する事を
祖母から教えて頂いた。
こういう山にいると不自由が多いが、
そういった方々に支えられているんだと
祖母に教えて頂いたという。
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