ポツンと一軒家を振り返る　岩手県で先導した繁殖農家のはしざか家

今回は2月23日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

広い敷地の隅に3棟

中央は庭？周りに畑？

広大に切り拓かれた土地

衛星写真で見つけた岩手県の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索を

開始したものの…。

 

 

前回分

 

 

はしざかさんのお宅に到着。

 

牛舎には30頭くらい飼育されている。

 

種類は、黒毛和種で

要するに和牛。

 

 

 

 

っていう冗談はされおき、

ハシザカさん飼っている

大きな牛は全て雌。

 

繁殖農家といって仔牛を繁殖して

7，8ケ月育てて、大きくなったら

仔牛市場に出すのだそうだ。

 

そうすると今度は飼育農家さんが買って、

また10ヵ月くらい預かって霜降りなどの

牛にして売っている。

 

 

 

もう、ええわ。

 

 

   

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ハシザカさんのお宅は、

雌牛を飼い、仔牛を産ませて育て、

8ヶ月ほどで市場に出荷する繁殖農家。

 

朝7時と夕方5時の2回、

餌やりや牛舎の掃除など

1日中掛かりっきりになる。

 

年中無休で、出掛ける時も

日帰りしなければいけない。

 

そんな生活を夫婦で50年

続けていた。

 

牛の飼育で最も気を使うのは餌！

 

1日2回与えている餌は、細かく砕いた

発酵したデントコーンに加えて、

母牛には、大豆や麦、米ぬかなどに

栄養素を混ぜた18種類の食物が

入った粉末飼料。

 

仔牛には、成長に必要な栄養素を

より多く含んだ胃を丈夫にする固形飼料。

 

量を足したり、減らしたり、

調節しなければならない。

 

最後にビタミンを多く含み、

消化を助ける作用がある

牧草を与えている。

 

 

一番大変なのは、出産！

 

ハシザカさんの奥さんによると、

仔牛が生まれれば、お母さんの

母乳を飲むまで時間がかかる。

 

そうすれば、母牛に踏まれないように、

奥さんが仔牛と一緒に寝て、（仔牛が）

ちゃんと立てるまで見ているという。

 

年間20頭の仔牛が誕生するそうだ。

 

 

   

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孫の21歳の女性が登場。

 

彼女は人工授精師をしている。

 

農家さんから、発情が来たって

連絡が来たら彼女が農家に行って、

牛に種を付けるという

命を授ける仕事をしている。

 

東京生まれ、東京育ちのお孫さんは、

小・中学校の夏・冬休みに1人で

岩手の祖父母の家にやって来て

仕事の牛の世話の手伝いをしていた。

 

元々、動物が好きで世話をしたくて

来ていたが、祖父母も凄い手をかけて

牛を育てているのが、凄い印象的で、

いつか自分もこういう仕事に

携わりたいと思ったそうだ。

 

勉強していくうちに牛の繁殖って

いうのが、すごい大事と気付いて、

東京の農業高校で3年勉強して

こっちに来て、人工授精師の

資格を取ってここで仕事している。

 

作業内容は、まず牛のお尻に

手を入れて腸壁越しに子宮と卵巣を

触って、排卵するにつれて

どんどん柔らかくなっていく。

 

その柔らかさ具合をみて、

種を付けれるタイミングをみて

器具を使って精子を注入するという。

 

 

   

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翌日、ポツンと一軒家に行くと

違う車があった。

 

家を訪ねると、

男性が対応してくれた。

 

ポツンと一軒家の主である

おばあちゃんは現在、入院中で

息子のシモカワカズシさんが

家に来ていた。

 

シモカワ家の5人姉弟の長男として

生まれたカズシさんは、高校入学時に

家を出て盛岡へ。

 

卒業後は、運送会社に

就職して25歳で結婚。

 

盛岡市内で家族6人で暮している。

 

一昨年の12月、母親のツヱさんが

大病を患い、2週間毎に自宅と病院を

行き来する暮らしになった。

 

その昔、シモカワ家の前を通る道は

隣村へ続く、山越えの街道。

 

20年前までは、他に3軒 家があった。

 

 

 

 

   

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