今回は10月10日放送の

ポツンと一軒家

秋の2時間SP

を振り返ってみます。

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

1年8ヵ月前に訪ねた

ポツンと一軒家は今?

 

岩手県の

青森との県境の山中

川沿いの敷地

整備された田んぼが

敷地の隅に建物が

干し柿作りを

 

 

この家の

シモカワツヱさん当時86歳

シモカワカズシさん当時56歳。

 

目指すポツンと一軒家に辿り着くも、

20年前から空き家になっていた。

 

先導してくれたおさんに

教えてもらったのがシモカワ家。

 

 

 

 

留守だったので、先導してくれた

はしざかさんのお宅を見せてもらう。

 

 

この回の振り返りはこちら

 

 

シモカワさんのお宅を訪ねると、

息子のカズシさんがおり、

おばあさんのツヱさんが

入院中だった。

 

シモカワ家の5人姉弟の長男として

うまれたカズシさん、車で2時間掛かる

盛岡の高校に進学した際に実家を出て、

卒業後は運送会社に就職し、25歳で結婚。

 

3男1女の4人の子どもが生まれ、

盛岡市内で家族6人で生活していたが

一昨年の12月にツヱさんが発病し、

2週間毎に自宅と病院を行き来。

 

の世話のため、実家に戻り

地元のタクシー会社に転職。

 

 

   

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築94年の家の屋根は昔、

茅葺だったが、がトタンに替えた。

 

40年ぶりに実家に戻って2年になる

カズシさんは親が入院中、

2週間1人で生活。

 

カズシさんが生まれる前から

シモカワ家は代々米農家で、

去年までやっていたが、廃業。

 

あと10日後に帰宅するという

さんがいる時に再び訪問することに!

 

家に帰ってきたツヱさんは、

自分で食事を作るし、

足腰もしっかりしていて、

病人とは思えないほど元気そう。

 

自宅では食事制限なし。

 

ツヱさんは隣の集落で生まれ、

のすすめで20歳の時に嫁入り。

 

が14年前に他界。

 

一昨年、病気になるまで

このポツンと一軒家で1人暮らし。

 

嫁いで66年、今も昔と変わらない

生活をされている。

 

山を歩いたり、畑仕事をしたりすることが

一番の薬だというツヱさんは、

大根 白菜 玉ねぎ 茄子を

食べるだけ植えている。

 

野菜は買った事がない!

 

 

家の前にたわわに実った渋柿を

毎年秋になると、実を取って

干し柿にもする。

 

また、ツヱさんが病気になってから

盛岡の病院まで送り迎えをする

カズシさんは行き帰りの途中に

これまでほとんど旅行に行った事のない

親を観光名所まで案内している。

 

ツヱさんは、これ以上

悪くならないように暮したいなと、

それだけ考えていると話す。

 

 

   

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1年8ヵ月ぶりにシモカワ家へ。

 

と、その前に和牛の繁殖農家の

はしざか家へ向かった。

 

放送後、すごい声を

かけられるようになったという。

 

子牛を母牛から引き出す出産の作業は、

相当以上に力が必要で、最近では

獣医に出産の協力を依頼してもらう

ことが多くなったそうだ。

 

長男は介護施設で働いているが、

休日は両親の手伝いをされている。

 

牛の繁殖農家を始めて52年、

5年に1度 全国の優秀な和牛を集め、

体型の良さなどを競う審査会

全国和牛能力共進会で、

岩手代表の候補牛に選出されたという。

 

岩手代表の候補牛に選ばれたのは、

人工授精師になった孫のななさんが

種付けして、生まれた牛だった。

 

 

 

シモカワカズシさんは放送後、

知らない人から声を掛けられるように

なったそうです。

 

捜索隊が久々にシモカワ家を

訪ねた理由は、ツヱさんが

番組の放送から5ヵ月後の

昨年の7月18日 87歳で

亡くなられていた。

 

訃報を受けた捜索隊ツヱさんに

お線香をあげさせてもらおうと

お邪魔した。

 

コロナのせいでお葬式とかも

本当はみんなに来て欲しかったけど、

そういうのも出来なかったという。

 

いろいろしてあげればよかったと、

カズシさんは後悔していた。

 

ツヱさんが亡くなった後、

カズシさんは畑をやり始めていた。

 

 

   

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