今回は2月1日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

-MYSTERY FILE-

を振り返ってみます。

 

 

たちの身に突如襲いかかる

原因不明の病や異変、その謎を

推理し、原因を究明する

医師たちの執念の突破劇

 

 

 

なぜか突然、しゃっくりが

止まらなくなった看護師

 

しゃっくりは横隔膜の痙攣だが、

耳からの刺激が脳の奥に伝わって、

その刺激で痙攣が和らぐ事がある。

 

早食いや突然大声を

出すなどすると、

急激な胃拡張が起きて、

横隔膜を刺激。

 

痙攣することで

しゃっくりは発生する。

 

長期にわたると呼吸や食事、

睡眠などが妨げられ、

全身が衰弱する

危険性もある。

 

実際には、60代の男性

しゃっくりが止まらず、

苦痛のあまり失神発作を

繰り返した事例がある。

 

効果には個人差があるが、

耳に指を入れ、奥にある

横隔膜に達する迷走神経を

刺激する。

 

上体を倒したまま

鼻をつまみ、

コップの水を奥側の

縁から飲む。

 

柿のヘタを煎じて飲むと、

効果が期待されることも

あるらしい。

 

左右の肺の間にある空間

縦隔に腫瘍ができると、

肺の下にある横隔膜の

神経を刺激し、しゃっくりを

引き起こすことがあるので、

レントゲン検査をする。

 

 

   

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その結果は、異常なし。

 

しゃっくりが止まらなくなった

看護師はお茶を飲んだ時に、

変な味がしたという。

 

過度なしゃっくりによる

血圧低下で、意識を

失ってしまう。

 

 

このしゃっくりの原因は!?

 

MRIで脳の様子を調べると、

ティッシュが原因だった!?

 

鼻をかんだ際に首をひねり、

延髄外側症候群になって

しまったしまった。

 

これは、脳にある延髄付近の

血管が詰まることで神経に

障害が起こる病気。

 

大阪医科薬科大学病院

総合診療科 科長

鈴木医師によると、

今回の場合は鼻を強くかんで

首をひねったことで首の後ろの

椎骨脳底動脈が傷つけられ、

延髄への血流が悪化し、

小さな脳梗塞が発生した。

 

その近くにあるしゃっくりと

関係した神経を刺激して、

しゃっくりが止まらなくなった。

 

また、ゴルフやダンスなどでも

首を強くひねることで発症する

ケースもある。

 

お茶の味が違って感じたのも、

この影響によるものだった。

 

 

 

突然 全身に激痛!

バレリーナを襲った

謎の症状とは!?

 

突如、頭から背中まで全身に

電気が走ったような激痛に

襲われた女性

 

脳にも脊椎にも筋肉にも

異常はなかった女性

痛がる原因は、髪型だった!?

 

 

   

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バレエの練習の時はいつも

髪の毛をまとめていた女性

ポニーテール症候群を

発症したから。

 

髪を後ろでまとめてしばる

ポニーテールをすることで、

頭皮が引っ張られて頭の

表面にある大耳介神経や

大後頭神経・小後頭神経が

刺激された。

 

結果、激しい頭痛が起き、

それが原因で背中や肩にも

緊張が伝わり、全身の

痛みが発症したと考えられる。

 

この痛みは腫瘍ができたり、

骨が変形したりする訳では

ないので、CTやMRIでは

異常が出ない。

 

この女性は長年、日常的に

ポニーテールにしていた事や

大きな発表会を控えた

ストレスでさらに頭の血流が

悪くなり、神経を圧迫したの

ではないかと考えられる。

 

頭皮を強く引っ張ることで、

頭皮の神経を圧迫。

 

稀にその緊張が

全身に伝わることも。

 

通常、ポニーテールを

解けば症状は改善されるが、

長期にわたると痛みが

慢性化する。

※症状には個人差があります

 

髪型だけでなく、

きつめの帽子や

ヘルメットでも

同じ症状が起こる

ケースがある。

 

 

   

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