今回は2025年12月11日放送の

林修の今知りたいでしょ!

を振り返ってみたいと思います。

 

冬の悩みを解消する3大発酵食品。

 

健康効果が期待できるヨーグルトの

市場規模は年間 約4900億円。

 

今、猛威を振るうインフルエンザ。

 

要因の一つとして考えられているのが、

新しい変異株 サブクレードK。

 

世界保健機関のWHOは、

現在のワクチンが

効きにくい可能性を示唆。

 

さらなる感染爆発が懸念されている。

 

今年5月、インフルエンザ・風邪・

新型コロナに対するヨーグルトの

驚くべき効果が報告された。

ヨーグルトの摂取と呼吸器感染症

罹患との関連についての観察研究(2025)

第79回日本栄養・食糧学会大会にて発表

 

それは、約7000人対象の大規模観察研究。

 

あるヨーグルトを食べる頻度と

呼吸器感染症にかかった人の割合を調査。

※OLL1073R-1株とOLS3059株で発酵したヨーグルト

 

その結果、週1日以下しか食べない人に

対し、週6日以上の人では、かかった人の

割合が軒並み低かったことが判明。

※インフルエンザ・新型コロナウイルス・

風邪症候群 その他呼吸器感染症

 

 

昭和医科大学名誉教授

二木芳人先生は大事なのは

たくさん含まれている

乳酸菌とか、ビフィズス菌。

 

腸内環境を整えて、

免疫細胞が働きやすくなる。

 

 

   

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東京歯科大学市川総合病院

呼吸器内科教授 寺嶋毅先生は、

菌の種類によるが免疫細胞を

刺激して、感染症に対する抵抗力を

上げると考えられているという。

 

 

埼玉医科大学医学部 国際医療センター

感染症科 教授 関雅文先生の研究に

よると、肺炎やインフルエンザに

かかったマウスに乳酸菌を

毎日飲ませると症状が

軽くなったという。

 

 

ヨーグルトに含まれる様々な菌が

腸ではたらき、免疫力を高めているが、

その菌が近年、すさまじい

進化を遂げている!

 

乳酸菌の特性は様々で、

分類すると700種類以上ある。

 

先生によると、ヨーグルトに

使われている乳酸菌は各メーカー

選りすぐりの超エリート菌。

 

免疫細胞を活性化させるはたらきも、

群を抜いている可能性がある。

 

乳酸菌以外にも、もうひとつの

エリート菌によって作られる。

 

それは、ビフィズス菌。

 

エリートビフィズス菌は、大腸内の

悪玉菌を撃退し、腸内環境を整えることで、

免疫細胞を活性化すると考えられている。

 

酢酸という成分を作り出すことで、

ビフィズス菌は悪玉菌を弱体化させる。

 

ビフィズス菌増殖→酢酸も増加

 

 

   

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酢酸は殺菌効果が高いので、

腸内の病原菌を殺菌。

 

免疫細胞に働きかけて、

免疫を整えたりする作用がある。

 

免疫力をより高める効果が

期待できるタイミングは、食後。

 

北里大学薬学部教授

金倫基先生によると、

空腹時は胃酸が強いので、

多くの菌が死ぬ。

 

食後に食べた方が

より効果を期待できる。

 

ヨーグルト 1日当たりの

摂取量について金倫基先生は、

100g~200gがよい。

 

それぞれ含まれる菌が違うため、

2~3週間食べ続け、自分の体に

合うものを見つける。

 

体の調子が良ければ、

継続する方が良い。

 

ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は

一定期間過ぎると、体の中から

排出されるので、適量を毎日、

食べ続けることが大事。

 

ヨーグルトにオススメの食べ合わせは、

乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が

たっぷり入ったハチミツ。

 

味噌やベリーと合わせるのも良い。

 

免疫細胞に働きかける成分が入った

ホエイもしっかりいただきましょう。

 

 

   

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