今回は2026年7月23日放送の
THE突破ファイル
突破ドクターの
人体ミステリーファイル
を振り返ってみます。
私たちの身に突如襲い掛かる
原因不明の病や異変を推理し、
その謎を究明する医師たちの
突破劇より。
歯が痛くて歯医者で診てもらったが、
虫歯ではないみたいという女性。
歯茎の腫れはなく、今は痛み無し。
急にズキズキくる感じで、
夜寝ている時にくることもある。
初めて痛みを感じたのは、
1週間くらい前。
大学で水泳部に所属し、
プールから上がったとき。
大会前なので、毎日4~5時間
練習している。
プールに殺菌目的で入っている
塩素系薬剤などが歯のエナメル質を
溶かし、痛みが出るまれな症状
スイマー酸蝕症でもない。
鼻の周辺にある空洞に炎症が起き、
粘液やうみがたまる症状副鼻腔炎。
プールの水には殺菌目的で、
塩素系薬剤などが含まれているため、
鼻の粘膜を刺激し、炎症を起こす
ケースもある。
だが、内視鏡検査で
副鼻腔炎の症状は見られず。
右側のこめかみの辺りがかゆく、
多少ヒリヒリするため、医師は
帯状疱疹を疑う。
帯状疱疹とは、過去に発症した
水ぼうそうウイルスが再活性化し、
神経に沿って炎症を起こす病。
ヒリヒリ・ズキズキといった
痛みを伴い、赤い発疹が現れる。
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症状が顔に出ることもあり、
顔の帯状疱疹だとすれば、
発疹の出る前に歯・頬・頭だけ
痛くなることが片側だけに出る。
右上の奥歯だけでなく、
こめかみまで顔の右半分ばかり
出てくる謎の症状。
その原因は耳にある。
内視鏡で耳の奥を探ると、
にきびのようなものがあり、
それが歯の痛みの原因。
耳の炎症で神経が刺激され、
脳が歯の痛みだと勘違いした。
頻繁に綿棒で耳の掃除していると、
耳の中が傷ついて、細菌が入る
可能性が高い。
痛みの原因は顔の神経を司る
三叉神経の誤認で、この神経は
耳や歯のほうにものびているため、
耳の中で起きた炎症を歯の痛みと
錯覚してしまう関連痛を
引き起こすことがある。
耳かきによる傷や長時間の
イヤホン使用による蒸れも、
細菌感染リスクを高める。
薬で炎症を抑えれば、
数日で治る。
最近、体に力が入らなくなる
ことがあるという女性。
仕事で陶芸をやっていて、
5日くらい前から症状がある。
作品を運ぼうとしたら、
突然 力が入らなくなった。
発熱やせきなどの
風邪の症状は無く、
言葉が出にくかったり、
呂律が回らないなどの
症状も無い。
脳障害の典型的な症状はないが、
初期の脳梗塞は否定できない。
突如起きる脱力感は
脳卒中の初期症状で
危険なサインであるが、
結果は脳に異常なし。
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普段は陶芸教室を開いているが、
ここ1か月くらいはお休みし、
陶芸展の作品づくりのために
1人で工房にこもっていた。
睡眠不足・疲労・食生活の
乱れによる中枢性疲労の
可能性がある。
脳の疲れや強いストレスによって
起こる中枢性疲労は体を守るために
筋肉への命令が弱まることで、
力が出なくなったり、
全身が重いと感じる症状。
過労が原因なら症状も落ち着くはず
だったが、再発した。
となると、神経筋接合部の効率低下が
原因かもしれない。
神経から筋肉へ伝達がスムーズに
伝わらない状態のこと。
神経の接合部に異常が起き、
伝達物質を受け取れなくなると、
脳から筋肉への指令が伝わらず、
十分な筋力を発揮できなく
なってしまう。
そこで、精密検査をするも
異常はなかった。
原因は声帯。
声帯委縮による声門閉鎖不全。
左右の声帯がぴったり合わず、
隙間ができてしまう状態のこと。
人は重いモノを持つ時やふんばる時、
息を止めて肺に空気をためることで、
上半身と体幹を安定させているが、
声帯がしっかり閉まらないと
力が入らなくなること。
人と話すことが極端に減ってしまった。
声帯も筋肉なので、使わないと
筋肉が痩せてしまうことがある。
発声練習などで声帯を
鍛えていけば回復する。
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