今回は2月2日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
何かの基地のような建物
奇妙な空き地が
野球場のような敷地
コートらしき場所が
衛星写真で見つけた三重県の
ポツンと一軒家。
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索を開始。
車が停まっている陰に住民発見！
湧き水を汲みに来ていた
お父さんに衛星写真を見てもらうが、
この近くの住人ではなかった。
道路脇の擁壁に祀られた延命地蔵様の
横から湧き出る水が美味しいと評判で、
その水を汲みに遠方からも
人が訪れるという。
お水を頂いて、捜索再開。
集落に到着し、庭先で犬を遊ばせて
いるお母さんを発見するも、
引っ越して来たそうでわからず
ご近所さんに聞きに行ってくれた。
すると、そこは浄水場で人は
住んでいないそうなのだが、
捜索隊は念のため確認すると、
後ろから道を教えてくれた親子の
息子さんがついて来てくれていた。
すると息子さんは、違う
ポツンと一軒家を紹介してくれた。
その情報を頼りに、約5㎞位走った
集落で地域のお年寄りが集まる
運動場で、教えてもらった人に
ついて聞いてみる。
が、その方は亡くなられて
家はないのだという。
その時、別のポツンと一軒家に
アチワさんという方が住んでいる
という情報を頂いた。
そこには愛知県から移住した
アチワさん夫婦が住んでいる。
Sponsored Links
今の場所から3㎞位あるけど、
行くか？と急遽、老人会の会長さんが
案内をしてくれる事になった。
出発しようとする捜索隊に
お菓子を差し入れして貰ったあと
人が住むポツンと一軒家へ。
地元の人たちの協力の元、
ようやくポツンと一軒家に到着。
大小4棟の建物が
身を寄せ合って建っている。
穏やかな笑顔で迎えてくれたのは、
ポツンと一軒家の主である
アチワマサヨシさん82歳
案内してくれた会長と別れる。
以前は愛知県の名古屋市に居住
していたが、20年前に定年を機に
趣味の海釣りを続けながら自分で
野菜を作りたいと広い土地を探し、
車で海に出かけられるこの場所に
移り住んだそうだ。
アチワさんがポツンと一軒家を
探したのは、移住者向けの情報雑誌で
今も発行されている。
![田舎暮らしの本 2020年 02 月号 [雑誌]](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51fzZUpJc1L._SL160_.jpg?ssl=1)
アチワさんは20年前に自分の
希望に合った物件を見付けて購入。
現在、広い敷地には独立した
平屋の建物が4棟建っている。
元牛小屋を建て替えて、
今は物置小屋に！
母屋と離れも20年前に引っ越して
来てから新たに建て替えた。
離れには、かつてアチワさんの両親が
同居していたという。
母屋の脇には自家栽培用の畑があり、
獣除けとしてラジオを流している。
Sponsored Links
その畑ではペットボトルを
土留めとして再利用して、
今は大根やかぶら類を作り、
毎日4時間は世話をしている。
夫婦で食べる以外に、余分に
作った物は、釣り仲間にお裾分け。
そんな話をしていると、
アチワさんの奥さんである
アマノさんがコーヒーを淹れ、
家の中に招いてくれた。
実はこの2人、結婚していない
事実婚夫婦で18年前に同居を始めた。
アチワさんは高校卒業後、
ミシンメーカーに就職するが
翌年には退社し、陸上自衛隊に入隊。
4年で除隊し、地元である名古屋へ戻り
車と運転することが好きだった
アチワさんは観光タクシーの
運転手になり、定年まで働いた。
25歳の時に結婚もしたが、
後に離婚した。
岐阜市内の老舗料理屋の娘
として育ったアマノさん。
女学校時代には、
茶道や華道を習った。
23歳の時、前夫と結婚。
前夫は輸入車販売会社を経営し、
アマノさんは子育てしながら
華道・着付け教室を開き、
仕事を続けていたが前夫が
60歳の時に他界された。
長女は語学が堪能でスペイン語の
通訳の仕事をされているという。
その時、玄関のチャイムが鳴って
郵便物が届いた。
届いた荷物は、長女から届いた
誕生日プレゼント！
アマノさんは、明日
誕生日だった。
娘さんからの同居の誘いも
あったそうだが、断って
アチワさんと同居を選んだ。
2人の出会いはアマノさんの兄が
同じ会社で紹介されたのが
きっかけだった。
出会ってすぐに、2人は
意気投合して、18年前に三重県の
山奥で第2の人生の幕を開けた。
Sponsored Links
