今回は2月20日放送の
ビーバップ!ハイヒール
平成の名曲に秘められたドラマ
の回を振り返って
みたいと思います。
平成という時代には、多くの
名曲やミリオンセラーがうまれた。
令和の時代にも人々の心に
焼き付いている。
その名曲たちが誕生する背景には、
知られざるドラマがある。
平成5年 とある広告代理店に勤めていた
20代後半のサラリーマンが数年後に、
国民的ソングとなる大ヒット曲を
生み出すことになる。
そして、自身も平成を代表する
歌手となっていた。
学生時代はバンドに打ち込み、
作詞作曲を手掛け、社会人になっても
その夢を諦める事が出来ない。
4年が経った頃、会社に辞表を出したが、
辞めないように説得される、
昇進しても給料が月に700円
あがるだけだったとか。
男は結局、会社を辞め、
ミュージシャンの道へ進む。
しかし、レコード会社の
オーディションを受けても
「人として華がない」という
理由で落とされたそうだ。
数年後、徐々にミュージシャンとして
軌道に乗り始め、その名が世間に
知れ渡りつつあったある時期、
国民的歌手から作詞の依頼が
来たという。
そのアーティストは、ヒットチャートの
常連で、悩みながら作詞を始めるが、
いいものを書かなくてはいけないという
プレッシャーや、自身のアーティスト活動
もありなかなか進まない。
そんなある日、この日の彼は札幌での
コンサートのため、羽田空港にいた。
なかなか書けずにいた歌詞、
気が付けば今日が締切日だった。
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機内で必死に歌詞を考えたが、
なかなか出て来ない。
そんな時、ふと窓の外を見ると
彼の脳裏にかつての苦い経験が
浮かんでいた。
彼は札幌に到着し、コンサートホールの
控室で、20分で歌詞を書き上げたという。
その曲は、「夜空ノムコウ」
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SMAPのミリオンヒット曲。
作詞した男の名前は、
スガシカオさん。
タイトルは平仮名から
カタカナに変わったが、
歌詞はこの時書いたもの。
20分で書き上げた歌詞は、
スガシカオさんの等身大の
気持ちが綴られ、今では、
学校の教科書に採用されるまでに
なっている。
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平成のヒット曲にまつわる秘話を
教えてくれるのは、音楽評論家
スージー鈴木先生。
先生は、昭和歌謡から最新ヒット曲まで、
その魅力を分析し、評論している。
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スージー鈴木先生によると、
シンガーソングライターの方は、
自分の世界で書くんで、本当に
自分の実生活が反映する場合が
多いと思いますとコメント。
平成23年4月宮城県 女川町に
仮設住宅を使った小さな小さな
ラジオ局が開局された。
1ヵ月前に襲った東日本大震災。
この町でも800人の死者が出ていた。
そんな中、災害情報や避難指示、
復興を目指すラジオ局として
地元住民の喜怒哀楽を
伝えるのが役目だった
女川さいがいエフエムが開局。
このラジオ局でパーソナリティーを
していた佐藤敏郎さんは、小学生だった
次女を津波で失った。
しかし、放送時間内は常に明るく、
気丈に振る舞っていた。
そして平成27年…
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