今回は、1月14日放送の

ネーミングバラエティー

日本人のおなまえっ!

イジられ名字が大逆転!

倍返しSPを振り返って

みたいと思います。

 

 

 

海老サマ

イジられヒストリー

 

自身もイジられ、息子

エビカツバーガーがある

ファーストフード店で

アルバイトした時、

「仲間を油で揚げちゃっていいの?」

と、イジられたという。

 

 

海老さんのご先祖様がいたという

岐阜県の八百津町へ行ってみると、

岐阜地理学会 会長の山内和幸サマが

エビを持って現れた。

 

えびというおなまえが、生まれる

きっかけとなった場所へ案内して

もらうと、河岸段丘に着いた。

 

河岸段丘とは、蛇行した川が

浸食を繰り返し、階段状になった

地形の事で、その段丘は近くを

流れる木曽川が大昔につくり出した。

 

こうして生まれた曲がった地形、

これこそが、おなまえの由来だという。

 

川が曲がっている場所を、

住む人はいびつな地形と思った。

 

イビ」がなまって「エビ

になったと、山内さんはいう。

 

エビ=いびつな土地

 

 

同じ岐阜県にある揖斐川も、

いびつからきたと

言われているそうです。

 

このままだと倍返しできない…

 

そこでスタッフが調べを続けると、

エビな地形の素晴らしさが見えてきた。

 

そのヒントは、河岸段丘

下に広がる平らな土地にあった。

 

 

   

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エビな地形の良い所は、

・日当たりが良い

・山から清水が出る

・前面に耕地が広がる

 

⇒いちばん人が住みやすい

生活に適した恵の土地だと

山内さん。

 

 

 

八百津町 社会教育委員

青木茂雄サマによると、

この町にある八百津町祭りに

使用するだんじりを組み合わせると

船になるという。

 

すぐそこに流れている

木曽川を利用して、

水運が栄えた町。

 

木曽川流域は古くから

木材の産地として繁栄。

 

広い平地を持つエビな場所は、

運搬や集積に最適!

 

木曽川があっての町だった。

 

 

なぜ、海老の漢字を当てたのかを

森岡浩さんに聞いてみると、エビは

ひげが生えていて、腰が曲がっている

っていうのは長寿の代表。

 

縁起がいいのを名字につける訳ですから、

エビという言葉に対して いちばん縁起の

良い漢字を当てているという。

 

 

   

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朽木(くつき)サマ

イジられヒストリー

 

朽木サマは結婚して、

この名字になったという。

 

旧姓が清水なので、

一気にイメージが

変わってしまった。

 

一番嫌なのは自分の名字を

人に伝える時、老朽化の「

ですというと、先方が何とも言えない

顔をされる事。

 

朽木のルーツを見つけるため、

滋賀県高島市に向かうと、

朽木の地名を発見する。

 

到着すると、目の前に

木々が生い茂る山里が

広がっていた。

 

そこには朽ちた木はない。

 

 

これでは倍返しできない…

 

ディレクターは高島市役所に向かう。

 

そこで、高島郡誌と呼ばれる朽木の

地域の歴史を記した書物を見せてもらうと、

朽木の朽は「古事記」に出てくる

久々能智神(ククチノカミ)という

神様が由来になっていると言われているそう。

 

久々能智神は木の神様。

 

クククツへと転じて

朽木の地名になったという。

 

一説では、木が朽ちるほど

たくさんあったことから

朽ちの字が使われたと

いわれているが、基本的には

朽木は山林が豊富だったので

そのような名前がついた。

 

朽木=朽ちるほど豊かな木々が茂る

 

この地域は古くから良質な木の産地で、

奈良時代には東大寺へ資材を運んだ

という記録も残っている。

 

 

現当主の朽木さんの素顔は、

趣味のガーデニングに集中の

植物男子。

 

朽木家は鎌倉時代以来、朽木の地を

治めてきた。

 

幕末、明治維新まで600年続いている。

 

その後、いままで百何十年続いているので、

家としては延べ700年位は続いているという。

 

 

   

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