今回は、9月10日放送された

カズレーザーと学ぶ。

O型はケガに注意!?

血液型別の病気のリスク

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

 

 

大阪大学 理事・副学長

大学院理学研究科 教授

深瀬浩一先生によると、

血液型で性格が分かれると

いうことに関して、

科学的根拠は無い。

 

ただ、血液型によって特定の

病気へのかかりやすさに

違いがあることが分かった。

 

 

新型コロナ研究で明らかに

なってきた

これまでの常識を覆す

血液型の新知識を

カズレーザーと学ぶ。

 

海外では血液型を意識せず、

ケガや兵役時だけ

血液型を調べる。

 

血液型と言っても41種類

分け方があり、一番有名

なのが、ABO式血液型。

 

異なった血液を混ぜると

固まってしまう現象から

1900年にオーストリアの

ラントシュタイナー

発見した血液型。

 

赤血球のある違いにより、

4種類に分けられている。

 

約50年前に出された

血液型でわかる相性

という本で、血液型と性格に

関係があるとブームになった。

 

B型はマイペース、A型は几帳面

といった今でも信じている人が多い

血液型のイメージはこの本が始まり。

 

血液型ブームが起こった理由として、

日本人の血液型が満遍なく

揃っている環境であるから流行った。

 

 

   

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昔はO型が誰にでも輸血できると

言われていたが、O型の中には

A抗体・B抗体があるので、

現在O型は他の血液型に輸血しない。

 

皮膚・腸内の細胞・体液・爪・

毛髪など、全身の細胞にも

血液型がある。

 

我々の体内には異物を排除する

免疫機能が備わっており、

体にとっての異物を抗原。

 

抗原を排除する物質を抗体という。

 

抗体は特定の抗原のみを

攻撃する性質があり、B型の人に

A型の血を輸血すると、

B型の抗体がA型の血に含まれる

抗原を敵とみなして攻撃し、

血が固まってしまう。

 

この抗原こそが血液型ごとに

かかりやすい病気の違いを生む。

 

抗原の違いがなぜ病気に

影響するのかというと、

ウイルスによって

結合しやすい抗原が違うから。

 

ウイルスが感染する際に

体の細胞が持つ抗原を

狙ってくる場合が多い。

 

すると、あるウイルスは

A型にくっつきやすい。

 

また、別のウイルスは

B型にくっつきやすいなどの

傾向が現れ、その結果、

血液型ごとでかかりやすい

病気に違いが。

 

ちなみに、AB型はAとBの

2つの抗原を持つため、

A型にくっつきやすい

ウイルスも、B型にくつきやすい

ウイルスもともに感染しやすく、

病気リスクが高いという。

 

抗原以外の別の要因により、

命を落とす危険性がある血液型が!

 

 

   

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O型は血が固まりにくい。

 

A型は血が固まりやすい。

 

血液凝固因子がO型の人は、

他の血液型と比べて約3割少ない。

 

抗原・抗体の違いと、

血の固まりやすさの違いから

病気のリスクが違ってくる。

 

 

AB型が注意すべき病気は、

脳卒中・認知症

 

AB型の人はO型と比べて

脳卒中リスクが1.83倍

認知症リスクが1.82倍

高いことが分かっている。

 

よくわかっていないが、

免疫で比べるとAB型が

一番弱い。

 

免疫と神経は切っても

切れない関係

免疫→神経 影響を与える

 

さらに、A型・B型が

かかりやすい病気は

どちらもリスクになりうる。

 

 

B型が注意すべき病気は、

糖尿病

 

 

フランス国立衛生医学研究所が

B型はO型の1.21倍

糖尿病のリスクが

高いと2014年に発表した。

 

今言われているのが、

B型の血が固まりやすい。

 

これによって、血液の

粘性が増すということになる。

 

これがインスリン抵抗性を

引き起こす原因の1つであると

いわれている。

 

 

   

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