今回は2025年5月27日放送の
ザ!世界仰天ニュース
を振り返ってみたいと思います。
最近、中居くんいないね
とか言ってみる。
体に良いと思った偏食!
恐怖の症状
健康のため、体に良いと思って
とっていた食事。
しかし、それは多すぎた
偏食だった。
30代の女性は毎日、
牡蠣を食べていた。
朝昼晩3食牡蠣。
以前、彼女は激しい痛みを伴う
ある病気にかかっていた。
みぞおちの辺りに激痛が走り、
病院へ行くと、胆のうに石が
あることがわかった。
肝臓で作られる胆汁が、
固まってできる胆石。
それが、胆のうの出口を
塞いだことで、腫れて
激しい痛みを
引き起こしていた。
胆石ができる大きな要因は、
コレステロールのとりすぎだと、
言われている。
彼女は手術で胆石を
胆のうごと取り除いた。
少し食生活を見直した方が
良いと医師に言われ、
食生活を見直すことに。
そして、ハマった牡蠣。
牡蠣に豊富に含まれる
タウリンには、
血中コレステロールを
下げる働きがあり、
胆石の成長を抑える効果が
あるとされている。
さらに、ヨーグルトも
健康によさそうだと、
毎日3食食べた。
食べる量も増えていき、
食物繊維が豊富に含まれている
大豆も胆石予防に効果があると、
言われていることから取り入れた。
Sponsored Links
食パンとチーズも食べたが、
胆石ができたら大変だと、
5品以外は一切、口にせず。
この食生活が体に良いと
疑っていなかった。
そして、体に
大変なことが起きた。
仕事中、両足に違和感が。
膝の裏がつっぱるような
感じがあった。
やがて、両手と両足の膝から
足先まで、正座をした後の
ような痺れがあった。
しかも、その違和感は
ずっと治らず、その症状は
日に日に強くなった。
手足の強い痺れ、膝の裏
だけだった突っ張り感も、
膝下全体に…。
そして、歩行困難に。
急に不安になった彼女は
近所の脳神経外科でMRI検査を
行ったが、脳が原因ではないと
診断される。
足の筋肉に異常があるのかと、
整形外科でレントゲンを撮ったが、
異常はなかった。
総合病院で精密検査を
受けることに。
診察した医師は彼女の
足の指を動かし、上と下の
どちらに動かしているかを
答えてもらおうとしたが、
彼女はわからなかった。
立つこともできるのだが、
足を閉じると立っていられない。
原因を探るため、
MRI検査・髄液検査・血液検査を
行った。
すると、MRI検査で異常が!
医師は脱髄を疑った。
それは、脊髄の神経細胞を守る
髄鞘が剥がれている状態。
この段階で医師が考えたのが、
骨髄の後ろ側に異常が
見られることから、
ビタミンB12が不足している
かもしれないと。
Sponsored Links
だが、血液検査の結果で
ビタミンB12は正常。
しかし、血清銅が43。
血液中の銅の量のことで、
基準は70~130。
彼女の病名は、
銅欠乏性ミエロパチーという
銅の不足により、体内の
エネルギーをつくったり、
神経の機能維持に関わる酵素が
十分に働く事が出来なくなることで、
脊髄神経系に障害が起こり、
手足の感覚異常や歩行障害になる。
彼女の牡蠣の以上摂取を聞いた
医師は、銅が不足している原因は
亜鉛の過剰摂取と、伝えた。
亜鉛を摂り過ぎると、
銅の吸収が阻害されて、
銅欠乏が起こる。
彼女は足のつっぱりを軽減する薬と、
バランスのとれた病院食を
食べて過ごし、入院して
経過を見た。
1ヵ月後には、
銅の値は正常に戻った。
あの食事を続けていたら、
脊髄の障害が悪化し、
下半身不随になっていた
可能性もあるという。
Sponsored Links