今回は2025年7月15日放送の

ザ!世界仰天ニュース

知識は命を救う食の危険SP

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

高校生が大ピンチ

ヤバすぎたチャレンジ

 

2024年7月、都内のある高校に

何台もの救急車が殺到!

 

なかには、大規模災害などで

出動する特殊救急車も。

 

14人もの生徒があるものを食べて、

救急搬送された。

 

夏休み前のある日、

1時間目の授業を終えた休み時間。

 

男子生徒の一人が

激辛ポテトチップを

持ってきていた。

 

激辛の粉がたっぷり振りかけられた

激辛ポテトチップには、

ブート・ジョロキアとよばれる

唐辛子の一種で、あの有名

チリソースの200倍の辛さが

あるという粉がたっぷり。

 

その激辛ポテトチップには、

18歳未満の方は食べないでください

という注意書きが大きく書かれていた。

 

多くの人気YouTuberたちも

挑戦し、悶絶する辛さが話題。

 

たった1枚でも、口の中が

焼けるような痛み。

 

その悶絶っぷりに、

どれほど激辛なのか

志願者続出。

 

33人の生徒で、

1袋を食べ切った。

 

ある生徒は食べた直後から

汗が止まらず、

口にヒリヒリとした

痛みがあった。

 

さらに、激しい腹痛を

訴える生徒もいた。

 

 

だが、しばらくすると、

辛さは落ち着き始めて、

口のヒリヒリ感はおさまった。

 

 

   

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だが、汗が止まらない。

 

激辛チップスを食べて3時間後、

多くの生徒が頭痛や吐き気を

訴え始めた。

 

体調が悪い人がいたらすぐに、

保健室に向かうようにという

先生の対応で、保健室は

体調不良を訴える生徒

あふれ返った。

 

体調不良の生徒は10人以上で、

この事態に学校は119番通報。

 

ポテトチップを食べた

33人のうち、14人が病院に

救急搬送された。

 

唐辛子に含まれる

カプサイシンとよばれる

辛み成分を摂取しすぎると、

胃や腸の粘膜を刺激して、

炎症を起こすことがある。

 

その結果、食べてから

1時間以内に腹痛などの症状を

引き起こすとされている。

 

しかし、搬送された生徒の中には、

1枚食べただけで意識混濁状態の人も。

 

医師は辛いものなどの刺激に対して、

体が過剰反応すると、15分以内に

血圧が急激に低下してめまいや

失神を引き起こす迷走神経反射を

疑ったが、激辛チップを食べたのは

3時間前なので、これに該当しなかった。

 

実際に生徒の診察を行った谷川医師は、

カプサイシンが体内に吸収されたことに

よるカプサイシン中毒が起きていたと、

思うという。

 

 

   

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カプサイシンは感覚神経を

刺激するほかに、

胃や腸から吸収されると、

交感神経を刺激して、

副腎からアドレナリンが分泌。

 

適量であれば、疲労回復や

食力増進などの効果があり、

問題ない。

 

だが、大量に吸収されると、

アドレナリンが過剰に分泌され、

頭痛・動悸・多量の汗をかく等が

あるという。

 

そのため、心臓に疾患のある人や、

血圧の高い人は心臓へ過度な負担が

かかることがあり、

注意が必要とされる。

 

2023年9月に海外で心疾患を持つ

14歳の少年が激辛チップスを

食べた直後に死亡した事故が

起きている。

 

子どもの場合は自律神経の発達が

途上にあって、急激な刺激や変化に

過敏に反応したりすることで、

症状が出やすかったんじゃないかと、

谷川医師はいう。

 

 

   

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