今回は、2025年7月12日放送された
池上彰のニュースそうだったのか!!
今年もとにかく暑い!
この原因ってなに?
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願いします。
今年は日本史上、
最も暑かった6月。
6月の平均気温は
平年より2.34℃高く、
1898年の統計開始以降、
過去最高。
京都の福知山市では6月30日に
最高気温が37.8℃を記録。
東京では6月の真夏日
(最高気温30℃以上)が
13日もあり、
統計開始以降、最多。
異常気象で様々な
災害や現象も。
都心上空に現れたのが、
雨雲が急発達した雨柱。
7月10日には、関東地方で、
気象庁が記録的短時間大雨情報
(数年一度しか発生しないような
短時間の大雨を観測)を発表。
災害発生の危険がある程の大雨に。
暑いのは日本だけではなく、
世界も暑かった。
6月の平均気温が20℃前後の
イギリスやフランスでは連日、
30℃以上の日が続き、7月1日に
フランス パリで最高気温40℃を
記録する暑さに。
6月29日にスペイン セビリアで
最高気温が48℃。
5月28日にスイス・バレー州で、
アルプス山脈の巨大な氷河が崩落。
7月4日にアメリカ テキサス州で、
数時間に300㎜超の豪雨が襲い、
川の水位が45分で約8㎜上昇させた。
川は氾濫し、大規模洪水が発生。
多くの死者を出した災害に
トランプ大統領も100年に
1度の大参事とコメント。
6月17日に中国・安徽省では、
暴風雨が街を襲った。
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地球温暖化の始まりは、
18世紀半ばのヨーロッパで
始まった産業革命。
イギリスで始まり、
蒸気機関を用いた
機械生産に!
蒸気機関の発明で、大量の
二酸化炭素が出るように
なっていた。
人間が非常に便利さを
手にしたところから、
地球温暖化が始まったと
言われている。
地球温暖化が世界的に
問題になったのは、
1800年代の中頃には
二酸化炭素が、温室効果ガスで
あることを学者が発見し、
いずれは地球の気候を変える
可能性を指摘したが、
多くの人は知らなかった。
その後、科学の進歩によって、
温室効果ガスが地球温暖化の
原因だと認知された。
1992年にリオデジャネイロで
行われた地球サミットで、
地球温暖化問題などに対する
国際的な取り組みを決める
会議を行った。
ここから、国連や
世界気象機関によって、
温室効果ガスを調べて、
温暖化にどのような影響が
あるのか国際的科学者が
調査。研究するようになった。
1997年に京都で先進国に対し、
温室効果ガスを2008年~2012年の間に
1990年比で約5%削減を
世界ではじめて義務化したのが、
京都議定書。
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これにより、二酸化炭素の
排出量を減らす
取り組みがスタート!
日本は京都議定書で約束した
温室効果ガス6%の削減を達成。
中国は二酸化炭素の排出量が、
2000年代になって急激に
増えている。
京都議定書で削減義務が
あったのは先進国のみで、
中国やインドには削減の
義務はなかった。
途上国はこれから豊かになるのに、
これまで二酸化炭素が増えたのは、
先進国の責任だろう。
だから、途上国までこんなことを
いうなと中国がいうので、
先進国だけで決められた。
また、二酸化炭素を大量に
出しているアメリカが、
協力的でない。
とくに、2001年のときには
アメリカが京都議定書への
不参加を表明。
地球温暖化対策は
世界共通の課題。
そこで、世界で初めて196の国と
地域すべてが、温室効果ガス
排出量削減などの取り組みに
参加することが決定したのが、
2015年に結ばれたパリ協定。
世界の平均気温の上昇を
産業革命前と比べ、
1.5℃~2℃抑える目標に。
アメリカのトランプ大統領は、
2026年1月にアメリカが
正式にパリ協定から離脱する。
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