今回は、2月21日放送された

カズレーザーと学ぶ。

記憶を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

 

忘れるものと忘れないものの違いは?

記憶を食べるグリア細胞

 

名古屋大学教授 脳神経学者

澤田誠先生によると、

記憶は必要なものだけ残して

いらない記憶っていうのは

消さないといけない。

 

最近、脳がいらない記憶と

判断したものを食べてしまう

細胞が見つかった。

 

最新研究で分かった

記憶と忘却のメカニズムと

良い記憶法をカズと学ぶ。

 

記憶というのは主に大脳皮質という

ところにに蓄えられ、そこに少なく

見積もって約140億個の神経細胞が、

それぞれ約1億個のシナプスで繋がる。

 

140億×1万=記憶容量

 

計算すると、

17.5テラバイト(1バイト=8ビット)

※計算方法によっては1ペタバイトという説もあります。

 

17.5TB=地上波テレビ約143日分

※起きている時間を「1日16時間」として計算

 

半年以下の記憶しか、

蓄えられない。

 

全部覚えることは出来ないので、

いらない記憶を排除しないといけない。

 

脳が記憶をする時には、

外から入ってきた情報

っていうのが視覚の情報だとか、

聴覚の情報だとか、担当する

部位を通って海馬に蓄えられる。

 

海馬=短期記憶を保持

(数分~1日か2日)

 

覚えておかないといけない記憶

(長期記憶)にするには、大脳皮質

の方に移し替えられると言われいる。

 

 

   

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睡眠中 その日の記憶と昔の記憶を比較し、

長期記憶に保存し直すという記憶の固定化

が起こる。

 

なので、一夜漬けでやった記憶は

睡眠を得ないので消えちゃう。

 

海馬→記憶を寝ている時に再生

 

移し替え作業は睡眠中に圧縮した

記憶を何回も再生することで

行われており、その時に見るのが

夢だという説もあるようだ。

 

 

長期記憶には3種類ある。

 

①経験や出来事など

 個人の思い出

 「エピソード記憶」

 

ストーリーとして

刻まれ記憶に残りやすい。

 

 

②自転車の乗り方など

 体で覚えた

 「手続き記憶」

 

 

③言葉の意味や数式など

 「意味記憶」

 

名前は「意味記憶」

覚えにくい。

 

 

必要な記憶は、

自分子孫

生き残るための情報。

 

感情が動いた情報は

脳が重要と判断し記憶に残る

 

 

神経細胞というのは喜怒哀楽

のような強い刺激がくると、

持っている神経伝達部質を出す。

 

嬉しい情報の場合、

ドーパミンが分泌されて

神経細胞が活性化される。

 

これが続くと、神経細胞

シナプスが大きくなったり

変化をする。

 

この時に通常の弱い刺激が

きても、強い刺激がきた時の

ように沢山の伝達物質を出す。

 

これが、記憶とか学習の

メカニズムで長期増強

いうように呼ばれている。

 

 

   

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意味記憶(名前など)も

好きなアイドルのメンバーだったり、

面白い漫画の登場人物など、感情が

伴うと簡単に覚えられる。

 

 

うつ病の患者は感情の起伏が

弱くなり、記憶力が低下する。

 

意識して引き起こした感情でも

記憶は定着しやすい

 

嬉しいと思いながらやると

覚えやすいが、記憶に

残りやすいものっていうのは、

感情が大きく動いたものだけど、

怖い方が記憶に残りやすい。

 

 

近年、明らかになった忘れる記憶と

忘れない記憶を判断する脳細胞が!

 

脳の細胞が不必要な記憶を

保管するシナプスを食べちゃう

ミクログリアという細胞は、

不必要な情報を伝えるシナプスを

排除し、記憶をコントロールする。

 

生きる上で損と判断した記憶を

ミクログリアが食べる。

 

 

   

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