今回は12月7日放送の
THE突破ファイル
突破ドクターの
人体ミステリーファイル
-MYSTERY FILE-
を振り返ってみます。
私たちの身に突如襲いかかる
原因不明の病や異変、その謎を
推理し、原因を究明する
医師たちの執念の突破劇
ダンスの練習中に
いきなり歩行困難になり、
転倒。
女性の身に何が!?
頻脈で呼吸も少し早い。
低血糖?
アレルギー?
脳に異常?
近くの病院で脳に
損傷はないか、
CT検査すると脳梗塞や
神経系の異常などは
なさそう。
女性は他の方がダンスを
踊っている様子を
座ってみていた。
休憩した後、立ち上がった
瞬間にだんだん、足首と
ふくらはぎの感覚が
なくなって、上手く
脚が上がらず、そのまま
転倒してしまったそう。
脚を見させてもらうと、
ひくらはぎから足首に
かけて、ビリビリ痺れる
感じで、触るとかなり
痛みがあるという。
女性がいきなり歩けなく
なった原因は、パンツにより、
脚の血圧が通常は10mmHg以下
のところ、女性は40mmHgを
超えていた。
これは、脚部の低血圧による
コンパートメント症候群。
これは、筋肉や血管が
締め付けなどで過剰に
圧迫されることで、
内圧が上昇。
ごく稀に
正常値の数倍に!
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結果、痺れや強い痛み、
筋肉の硬直により、
歩行困難を引き起こす。
医師によると、
体型に合っていない窮屈な
服を着て、長時間あぐらを
かいたり、しゃがんだり、
激しい運動をしたりすると、
脚が過剰に圧迫されて、
発症する可能性がある。
特にファッションを気にする
女性に起こる可能性があるので
気をつけていただきたいという。
この女性は、1日安静に
していれば痛みも引いて、
普通に歩けるようになるが、
最悪の場合、脚に永続的な
麻痺が残ったり、末端神経が
壊死するケースもある。
ときどき脚を動かしたり、
長時間 同じ姿勢になるのは
気をつけた方が良いそうです。
突然、顔がポコポコ!?
謎の病の原因を究明せよ!
ライブ中はいつも通り
だったのに、終演から
30分ほどでいきなり
顔面が隆起!
おそらく、原因は
皮下気腫。
皮下気腫とは、皮膚と
筋肉の間の皮下組織に
空気が侵入して、皮膚が
風船のように膨れる。
埋没した親知らずを
抜くために、歯やあごの
骨を削る際、稀に歯肉が剥離し、
その隙間から空気が侵入。
一時的な腫れなので、
3~4日すれば、空気が
抜けて元に戻るはず。
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1週間前 歯の治療が原因で
顔が腫れ上がった女性が再発?
しかも、同じ症状を持つ
男性の姿もあり、2人は
同じ会場にいた。
血液検査やCTスキャンなど
あらゆる手を尽くして検査
するも何もわからなかった。
口内乾燥による唾液腺炎を
疑うが、口内に炎症が
見られなかったため、
その線はない。
口内は体の中で
最も細菌が多く、
強い乾燥状態になると、
細菌が繁殖し、
唾液腺が炎症。
それにより、顔下部が
腫れることもある。
2人の男女と似た症状の
野球少年もあらわれた。
突如 顔に空気が入り込み
腫れ上がる病の原因は、大声。
女性の顔の腫れは、皮下組織の
下に空気が侵入する皮下気腫で、
歯の治療が主な原因の1つだが、
他の理由で起きることがある。
過度に大声を出し続けると、
気道内の圧力が上昇し、
薄い膜が一時的に破れて、
皮膚の下に空気が侵入した。
男性も大声を出し続けて
いた為、皮下気腫に。
※症状には個人差があり、
描写は事例の一つであり、
実際の症状は多岐にわたる
ことがあります
同じ症状を
再発しないためには、
歌唱法を変える必要がある。
苦しくなったら無理せず、
息継ぎを。
それでも発症した場合、
胸の中に余分な空気が
溜まっている可能性も。
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