今回は、12月19日放送された

カズレーザーと学ぶ。

孤独に強くなる孤独の科学

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

早稲田大学教授

石田光規先生

(内閣官房孤独・

孤立対策メンバー)と、

東北大学大学院教授

虫明元先生からその

正体と予防法を学ぶ。

 

 

 

孤独が若者を中心に伝染!?

脳科学から学ぶ対策法

 

 

前文

 

 

虫明先生によると、

一般的な鎮痛剤の成分では

孤独感も和らげる可能性が

あるというが、これはあくまで

特定の成分の話で孤独だから

鎮痛剤を飲めばいいという

わけではない。

 

こういう状況になってくると、

セロトニンと呼ばれる幸福感を

得やすくする神経伝達物質も

出なくなってくる。

 

セロトニンが枯渇した状況に

なってくると、人とつながりを

求めて、知人家族・SNSに

つぶやくようになる。

 

 

生活が変わったり、

新しい環境になって

孤独になる時に

誰かに聞いて貰える

っていうのが、

とても助かる。

 

そこで、気をつけなければ

いけないのは、気がつかない

うちに、孤独を別の人

伝染させる可能性がある。

 

伝染の理由のは、

共感性と無自覚な孤独の

2つがある。

 

共感性は前帯状皮質という

ところが痛みを感じるという

話しをしたが、人の痛みに

共感するだけでも自分の

痛みのように感じる

場所でもある。

 

 

   

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したがって、心が辛い、

孤独だっていう話しも

感情移入してしまうと、

自分も傷ついたように

なってしまい、伝染する。

 

 

無自覚な孤独は、

いろんな日常で

ストレスを感じていて、

その原因が孤独だが、

それが自覚されていない。

 

例えば、グループや会社での

集団の中で自分の意見が言えず、

ストレスを感じている人は、

そのストレスの本当の原因は

孤独なのに忙しさが原因と

思い込んでいる事が多い。

 

こうした状況を

無自覚な孤独という。

 

つらくなってくると、

それを何とかしたいと思って、

につながろうとする。

 

そうすると、また他の人

孤独スイッチを押してしまう。

 

「孤独は伝染する」

ということを

知ることで予防に!

 

感情移入しすぎると、

孤独が伝染してしまうので、

客観的に聞いて意見を

聞くのがよい。

 

前帯状皮質の痛みというのは、

何かのアラーム信号なので、

上手く適切に反応できれば

解決に導くこともある。

 

また、別の孤独を生む

原因にもなる。

 

客観的なところで

とどまることがポイント、

そういう時は対面でいると

なりやすい。

 

SNSでは表情など読み取れず、

勝手なイメージが伝わるため、

自分事に置換やすく、

その伝染力は高くなってしまう。

 

 

   

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同じような検索で

捕まると、本当の意味での

解決にはならない。

 

伝染しやすい人は、

自尊心が低い。

 

自尊心が低いというのは、

集団で話しても意味・価値が

ないと思っていたり、

本当の自分なんかわかって

くれないという人たち。

 

自尊心と国際比較を

行った研究では、

日本は最も自尊心が低く、

社会的孤立度合いも

高い結果になった。

 

どういう人たちが

そこに住んでいるかで

この統計が変化し、

おそらく日本も変わっていく。

 

日本人の自尊心の低さは、

「教育」「社会構造」。

 

教育→上手・下手

点数で序列化

 

こういう尺度の中で、

自分はもうこういう

所ではのっていけないな

っていうところで、

自尊心を低くしてしまう

んじゃないかと考えられる。

 

他者から褒められるという

社会的報酬を得ることで、

ドーパミン・オキシトシン・

セロトニンといった自尊心を

高めてくれる脳内物質が分泌。

 

 

過去の自分を思い出したり、

ぼんやり過ごしたりしている

時に活動するデフォルトモード・

ネットワークを鍛えれば自尊心が

高まり、結果的に孤独も

感じにくくなる。

 

脳科学の孤独の予防は、

美容室の会話とアート。

 

 

   

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