今回は5月3日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through life!

大型連休だから大型特番!

そうよ 人が休むときこそ働く

エンタメ業界!

82分拡大スペシャル

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

 

前文

 

 

なんで植物は声を出さないの?

 

いいや 叫んでる!

 

詳しく教えて下さるのは

植物の生態を研究している

埼玉大学 理工学研究科

豊田正嗣教授。

 

2023年にテルアブビ大学が

発表された「植物の叫び」の

録音に成功!

 

トマトの苗に対して、

木を切ったり、茎を切ったり、

水を与えない状況にしたところ、

音を発し始めたという。

 

それは、カツカツと甲高い

クリック音が鳴り続けているよう、

 

その音は、人間の耳には

聞こえない50~60kHzの超音波。

 

人間で例えると、

「のどが渇いた!」

と叫んでいるのかもしれない。

 

野菜を切ったり、花を切ったり、

するときにも叫んでいるのかも

しれない。

 

音を出す理由は現在研究中。

 

 

植物は何も感じていなくて、

鈍感な生き物に思われがち

だが、いろんなことを敏感に

感じたり、時には喋ったり、

コミュニケーションを

とったりしていることが

わかってきた。

 

NHKスペシャルでも

放送されていた。

 

 

   

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植物に関する最新の研究では、

温度・湿度・重力・化学物質など、

周囲の変化を感じとるセンサーを

20以上持っていることが

わかってきた。

 

2018年に豊田教授チームは、

植物の葉っぱが虫に

かじられた時の反応を

世界で初めて撮影することに

成功した。

 

虫にかじられた場所から

その植物全体にかじられたと

いうメッセージを伝達している

ことを突き止めた。

 

葉っぱが虫にかじられると、

傷ついた場所から

グルタミン酸が

放出される。

 

これを葉っぱの細胞が

受けとると、カルシウム

イオンの量が増え、

植物全体に信号のように

広がっていき、「かじられた」

というメッセージを

伝えている。

 

情報を全身に素早く伝えて、

防御反応として虫に対する

反撃をしている。

 

植物の防御反応

虫が消化不良を起こす成分を出す。

 

そのほかにも、虫が葉っぱを

かじる音や虫の唾液成分から

どんな虫に食べられているのかを

判断して、防御物質の量や種類を

変えたり、雨が降ってきた時には

雨粒に含まれる菌に感染して、

病気にならないように植物の

内部で抗菌物質を作って菌を防ぐ。

 

周りの状況に合わせて

自らを守っている。

 

ありとあらゆる様々な

環境のストレスを

受けながら生きている。

 

 

   

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巧みに自分を守るための

防御反応を引き起こしている

非常に賢い戦略家と

いってもいい。

 

さらに、最近の研究では

植物同士でコミュニケーションを

とっていることも分かってきた。

 

ボトルの中に入れた葉っぱを

虫にかじらせ、そのボトル内の

空気を虫にかじられていない

別の植物に吹きかけたら

どうなるか実験。

 

すると、虫のいないはずの

植物が光り始めた。

 

植物は別の植物のニオイを

感じて、次はあなたが虫に

かじられるかもしれないので、

自分の身を守ってねといった

ような会信号として使われて

いることがわかってきた。

 

植物は虫にかじられるなど、

刺激を受けると様々な

ニオイ物質を出す。

 

例えば、草を切ったときの

青臭い香り。

 

青葉アルコールや

青葉アルデヒドなども

ニオイ物質の一つ。

 

様々な物質を空気中に

飛ばすことで、切られた・

虫にかじられた・暑いなど、

周りの植物にメッセージを

伝えようとしていると

考えられている。

 

山火事で植物が燃えた時、

ほかの種に働きかけて

発芽を促すような役割が

あるといわれている。

 

 

さらに、豊田教授とは別の

ある方の研究によると、

植物と昆虫との

コミュニケーションでも、

ニオイ物質が使われている。

 

 

   

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