今回は2025年10月19日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
青と灰色の屋根が密集
森に囲まれた敷地
道は見えない
衛星写真で見つけた岡山県の
ポツンと一軒家を目指す。
最寄りの集落から捜索開始、
最寄りの集落である
海沿いの港町に到着。
ガソリンスタンドを曲がった先に、
左側に住人発見!
女性二人に衛星写真を見てもらうが、
わからなかった。
その近くにいた男性に衛星写真を
見て貰うと、目指すポツンと一軒家は、
どこかの会社が所有する三国荘という
宿泊施設ではないかという。
ただ、今は営業していないそうだ。
捜索再開し、男性に教えて貰った
焼き物やを目指す。
そして、到着した
アートヒルズ 王子が岳。
王子山荘にいた浜松さんに
衛星写真を見て貰うと、
茶室だという。
この辺りは三国工業と言って、
玉野市の三井造船の協力会社で
一番 大きい会社。
この辺り一帯は三国工業所有地で、
目指すポツンと一軒家は亡くなった
会長の茶室だという。
安全な濃度の放射性ガス
「ラドン」を含む天然温泉や
人工的に混入させた温水
ラドン温泉が一時、
全国で流行った。
40年前はすごく賑やかで、
ちょっと避暑地へとなったら、
三国荘に来ていた。
それも三国工業の施設で、
造船業に勤める人や地元住民の
元保養施設だった。
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三国工業は大正6年に岡山県で
創業した造船事業に携わる地元企業。
全長300mをこえる大型貨物船をはじめ、
海上自衛隊の艦船や海上保安庁の
巡視船などの塗装・エンジン部品の
製造を主に行っている。
三国工業の今は亡き2代目の会長が
茶室として使っていた建物が、
今回目指しているポツンと一軒家。
現在は、亡くなった会長と
知り合いだった陶芸家の浜松さんが
その中の建物を1棟借りて、
備前焼の工房として使っている。
浜松さんに案内してもらって、
施錠してある道から歩いて、
目指すポツンと一軒家の
茶室に辿り着いた。
住んでた家は高級建材で、
玄関は硝子格子戸。
裏には2階建ての
普通の家が建っている。
茶室には虎竹庵と書かれていた。
三国工業二代目会長が20年前まで
住んでいたという岡山県の山奥の
ポツンと一軒家。
三国工業に連絡して詳細を確認。
三国工業 常務取締役によると、
本当に静かな所だからって
自分で家を建てて、家を
建てるのも大変だった、
大工さんも。
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今も入らないけど、
重機も入らない。
人海戦術で数ヵ月 掛けて
やっと建てた。
築50年以上の住居の中は
シロアリで畳も上げて、
床が落ちたりしているので、
中には入れないという。
会長は享年82歳で、
60歳ちょっとで麓へ下りてきた。
建物は会長が自分の隠居も含めて
生涯、終の住処として考えてたので、
凝った建物。
本人が生きている時に
会社へ寄贈すると、
会社が保養施設として買い取り、
定期的に掃除していて、
再活用を検討中!
県道に面した敷地の
一番高い場所には、
アートヒルズの名付けられた
3階建ての立派な建物が建っている。
56年前、結婚式場として
建てられたが次第に需要が減り、
40年前に営業終了。
今は会長が生前に集めた美術品を
展示するギャラリーになっている。
なかには、日本を代表する芸術家
北大路魯山人が作った伊賀風細茶盌や、
人間国宝の十三代 酒井田柿右衛門の器
岩牡丹中付など、歴史的に
貴重な陶器ばかり。
会長と母親が同級生の縁で知り合った
陶芸家の浜松さんは誰も使わなくなった
三国荘の建物を1棟借りて、80歳の今も
備前焼を作り続けている。
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