今回は10月17日放送の
ビーバップ!ハイヒール
最恐の都市伝説
の回を振り返って
みたいと思います。
誰もが聞いた事のある都市伝説を
何故時代を越えて語り継がれるのか?
そこには拡散されやすい巧妙な
仕掛けがあるという。
1970年以来に広まった
トイレの花子さん。
誰も見た事がないのに、
誰もが知っているのは何故なのか?
この夏、マサチューセッツ工科大学が
発表したデータによると、
デマは真実より6倍のスピードで広がる
ツイッターに投稿された約12万件の情報を調査
そのデマ情報の書き込みを分析すると、
恐怖や嫌悪などの表現が多かったそうだ。
それは今に始まった事ではなく、
大正時代に本当にあった話がある。
それは幸福の手紙という、
同じ文章の手紙を他の人に送れば
幸せになるという内容だったが、
あまり話題にはならなかったそうだ。
ところが、同じ手紙かと思い
開けてみると、不幸の手紙という
同じ文章の手紙を他の人に
送らなければ不幸になるものだった。
すると、内容が恐怖を伴うものに
変化したため、大流行してしまった。
さらに携帯電話の普及により
流行したチェーンメールでも、
拡散しないと不幸になるという
内容は不幸の手紙と同じ。
都市伝説の最大の武器は、
時代に応じて設定やツールが
進化する事。
日本中の都市伝説を徹底的に
収集している作家の朝里樹先生。
先生の著書には、1092の伝説が
収録されている。
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朝里先生によると
都市伝説というのは、
実によくできていて
面白いものだけが生き残って
いたりするという。
都市伝説
最恐の怪異セレクション
メリーさん
ジャニーズ事務所の?
ある少女は小さい頃、
母に買って貰った人形に
メリーさんと名付けて
大事にしていたそうだ。
ある日、少女は家族で
引っ越すことになり、
メリーさんと名付けた
人形は捨てることにする。
引っ越し先では、
新しい友達が出来て
やがてメリーさんの
存在を忘れてしまっていた。
そんなある日の夜、両親は外出し
少女一人になったその時、
電話が鳴ったので取ってみると、
私、メリーさん。
今ゴミ捨て場にいるのと言っている。
メリーさんの事を思い出したが、
いたずらだろうと電話を切った
少女だったが、またしても電話が。
すると今度はメリーさんから
今 駅前にいるという電話。
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そして少女に自宅前に
いるという電話が掛かってきた。
恐くなった少女は慌てて
玄関の鍵を確認したその時、
メリーさんの羊があなたの
後ろにいるのと話しかけて…
朝里先生によると、
この話の凄い所は
徐々に恐怖が迫ってくる
という事を電話という
ツールを使って巧みに表現
している事だという。
メリーさんは実在した!?
1927年 日米の親善を目的に
アメリカから全国の幼稚園や
小学校へ「青い目の人形」が
寄贈される。
この人形には、それぞれ名前が
付けられていて、メリーという
名前が多かったそうだ。
ところが太平洋戦争で敵国のものとされ、
そのほとんどが焼却されてしまった。
この話が都市伝説、メリーさんの
ルーツと考えられているそうです。
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