今回は12月29日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組だが、

今回は訪れた先で出会った人の

その後に迫るもの。

 

 

捜索隊が向かったのは、長崎県の

五島列島で見つけたポツンと一軒家

目指し、長崎港からフェリーで

福江島に向かった。

 

福江港におりると、雪が降ること自体

が珍しい五島列島だが、この日は

地元の人が経験したことのないような

大雪に見舞われていた。

 

住人のおさんに道を

尋ねようとするとしている時、

近所さんが訪ねてきた。

 

近所さんによれば、目指す

ポツンと一軒家まで行く方法が

ないといわれてしまう。

 

 

ダムの脇を抜けて上へ登って行くと、

最初は道らしきものもあったが、

10分程行くと、道がない山の中。

 

それでも、雪に埋もれ足下が見えない

所を進み、登山開始から20分、

頂上に到着する。

 

あとは反対側の海に下りるだけだが、

何度も転倒してしまう事に。

 

だが、下山開始から15分

家を発見!

 

ところが、その場所は

真珠養殖の作業場兼倉庫だった。

 

この作業場の持ち主は、作業場まで

船で往来していた為、周りに道のない

この場所でも困らなかったそうだ。

 

 

   

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人が住んでいるポツンと一軒家

見つけるため、先ほど出会った

さんの息子が地元で

連絡船の船長をしている事を

思い出して情報を知らないか

聞いてみた。

 

すると、黒島という所なら

親子2人だけ住んでいるという

事を教えてもらうが、定期連絡船が

週1日、2便しか運航していないが、

地元の寺の住職夫婦が乗組員で

黒島まで向かってもらう事が出来た。

 

黒島には、60年ほど前まで36世帯、

およそ200人の島民がいたというが、

今、島に残っているのは一家族だけ。

 

その人の家まで案内して貰い、

ポツンと一軒家に到着。

 

 

ポツンと一軒家には、娘の

ヤマナカマサコさん70歳と、

母のヨネさん99歳が暮らしていた。

 

マサコさんが10年前に黒島に戻り、

高齢の母親を介護しながら

生活しているという。

 

豊かな漁場に恵まれた黒島、

かつては活気あふれる

漁師町があったとヨネさん。

 

昔は島に店が3軒あり、

祭りの日も賑わっていたそうだが、

島を歩く人の姿は今はない。

 

週に1日だけ往復する定期船が

ヤマナカさん親子のライフラインに

なっており、その日が来ると

マサコさんが朝から島を出て、

福江島で生活必需品を1週間分

まとめ買いして夕方の便で

戻って来るという。

 

ヨネさんは捜索隊に、

さんをもろたら

連れてくるように言われ、

別れた。

 

 

   

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それから2年後、まだ捜索隊

結婚していないが黒島へ向かった。

 

定期船の中で捜索隊は、

ヨネさんが亡くなって

半年以上経っている事を知る。

 

ポツンと一軒家を訪れると、

マサコさんが今も暮していた。

 

あの後、怪我をされて年の為に

手術が出来ず、骨折したまま

だったというヨネさんは、

長期の通院で長崎市内の

長男宅へ生活。

 

と一緒に並んで寝られるたり、

楽しい生活をしていたそうですが、

ある日ヨネさんは、階段を踏み

外して大怪我して、在宅介護が

出来ず、介護施設へ。

 

施設の中で100歳のお祝いを

してもらい、沢山の人に

笑顔をみせていたが、

半年後にあの世に旅立って

しまったヨネさん。

 

黒島のたった一人の住人に

なってしまったマサコさんだが、

寂しくはないという。

 

これからもずっと生まれ育った

この黒島に住み続けると

心に決めているマサコさん。

 

 

   

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