今回は8月21日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

耕作地で何かを干している?

茶色い屋根の母屋

衛星写真で見つけた秋田県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

 

最寄り集落に倒着。

 

さんを発見し、

衛星写真を見てもらうと、

住居ではなく、田んぼの

作業小屋だと言われる。

 

確かめてみると、

麓の集落に住む人の

田んぼの農作業小屋

だとわかる。

 

さんに他の

ポツンと一軒家があるか

聞いてみると、教えてくれた。

 

農作業小屋だった建物から

直線で約2㎞ほど離れた

山の中にポツンと一軒

家が建っていた。

 

 

その家に住んでいるのは

たむらはるおさんで

父親息子さんの3人で

暮しているという。

 

そこに向かう最短ルートの

山道はとても険しく、

捜索隊の車では難しい。

 

そこで、距離にして3倍ほど

遠回りになるが、

迂回するのが安全。

 

さんが案内してくれる

ことになり、ポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

ポツンと一軒家あるじ

たむらはるおさん58歳。

 

通り道にあった屋根が

崩れていた隣家は

約10年前から空き家。

 

 

   

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たむら家はこの土地で

300年前から稲作と

林業を兼業している。

 

ドローンを使用して、

田んぼに農薬を散布。

 

だが、たむら家が先祖代々

所有する田んぼは山を越えた2㎞先。

 

最初に目指した

ポツンと一軒家

建っていた地区にあり、

広さは約3,000坪。

 

目の前にあるのは

隣家の水田。

 

はるおさんは自分の田んぼに

加え、6年前から他の

耕作放棄地を借りて稲作。

 

借主には1反あたりいくらで

お支払いて、作付けしている所が

6町3反歩あるらしい。

 

すべて合わせると、

東京ドーム約1.3個分の

広さの田んぼでお米を

作っても、生活は困窮。

 

そのため、秋の収穫を

終えてから春の田植えまでの

農閑期には山仕事に

行っている。

 

それでも田んぼを借りて

稲作を続けているのは、

生まれ育ったこの地域が

荒れ果ててしまうのも

心苦しいので、それなら

に貸して欲しいと思っている。

 

 

たむら家の4人兄弟の

次男として生まれた

はるおさんが誕生直後に

が亡くなったため、

長男同様に育てられた。

 

雪国秋田の山奥での生活は

学校に通うのにも

相当苦労していた。

 

小学校まで2㎞、

中学校まで8㎞ある。

 

高校進学後、

隣町で下宿生活。

 

高校を卒業すると、

農業関係の専門学校に進学。

 

福岡県の肥育農家に

就職するが、母親

病気のため、2年後に

仕事を辞めて帰郷。

 

農家だけでは生計が

立たないので、はるおさんは

電子部品の工場や空港の

除雪作業、トラック運転手に

土木作業などの職に就き、

家計を支えた。

 

11年前、から

米農家を継承。

 

 

   

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古い木の壁で囲われた

建物は蔵で、今は

使用していない。

 

亡父が29年前に建てた

母屋で3人暮らし。

 

はるおさんの奥さんは

43歳で亡くなり、義母

助けてもらいながら生活。

 

 

長男が高校から帰宅、

朝ははるおさんが

車で送迎。

 

友達の家に遊びに行くのに

の車が必要なので不便だが、

ほかのポツンと一軒家よりまし。

 

パソコンを使ってプログラミングを

つくる仕事をしたいという長男は、

に感謝をしている。

 

担い手になって欲しい

若い子がいるので、

後継ぎの問題はない!?

 

はるおさんの今後の目標は、

7町歩にすることだという。

 

 

   

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