今回は、2月7日放送された

カズレーザーと学ぶ。

皮膚の最新研究

を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

モテる香りからガンの早期発見まで

「皮膚ガス」を操って人生を変える!

 

 

前文

 

 

γ‐ラクトンは、

腸内環境の改善で増やせる。

 

ビフィズス菌増加

→ラクトン増加

 

ヨーグルト以外にビフィズス菌の

餌となるオリゴ糖も腸内環境の

改善に有効だそう。

 

 

周りの人がアレルギーを起こす

皮膚ガス トルエン

 

PATMはPeople are Allergic To Me

(人々は私にアレルギーがある)

の略で、周りの方に目のかゆみ・

くしゃみ・せきが出るという

アレルギー症状がでる。

 

塗料や接着剤などの溶剤として

使われるトルエンたちは

様々な場面で吸い込んでいるが、

通常は主に肝臓で分解し、

無害化出来ている。

 

だが、肝臓の機能が落ちていると、

トルエンは分解されず、皮膚から

そのまま放出して、周囲の人

被害を与えてしまう。

 

未だ医学的には不明な点も多い

PATM、腸内環境の改善や

抗酸化成分の含む食品を摂る

ことで、改善したケースも

報告されているという。

 

 

   

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ガン患者の皮膚ガスを調べると、

健常者とは明らかに違う特有の

パターンがあるという。

 

皮膚ガス測定でガン患者

ある程度わかる。

 

すい臓ガンのように

見つかった時には

かなり進行しているという

ガンにも早期発見に

繋がるのではないかと

考えているという。

 

将来的にはガンなどの病気を

指1本で調べられる時代が!?

 

 

 

冬の乾燥とうつの関係性

皮膚はもう1つの脳

 

皮膚は目で見える表皮のほか、

その下にある真皮や皮下組織、

毛細血管や毛根など、様々な

組織を含めると、全体重の

およそ6分の1。

 

人体最大の臓器ながら、

未知の部分が多く、実は

皮膚が温度や触覚をどうやって

感知しているか、そのしくみが

わかったのも、つい最近のこと。

 

2021年ノーベル生理学・医学賞

皮膚の温感と触覚の受容体の発見

 

 

 

 

慶応義塾大学 環境情報学部

准教授 仲谷正史先生、

皮膚の乾燥が心におよぼす

意外な関係をカズと学ぶ。

 

明治大学・傳田光洋先生の

論文を基に作成された

皮膚がダメージを受けたときの

赤い光の回復スピードが少し早い

ことがわかった。

 

この研究から皮膚が色の情報を

感知する能力があるのではないか。

 

この仕組みを詳しく調べていくと、

皮膚のもっとも外側にある

ケラチノサイトという表皮の

90%を占める細胞で光を感じている

ことがわかった。

 

それ以外のさまざまな外部刺激を

受容していることも同時に

明らかになってきた。

 

 

   

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匂いの受容体が

ケラチノサイトにもある。

 

これはドイツ・ルール大学

ボーフムの研究で、

香りを皮膚で感じると

傷の治りが早くなるという

研究結果が!

 

白檀(サンダルウッド)の香りを

鼻で感じるのではなく、

皮膚細胞が感じても

皮膚の再生能力が高まる。

 

傷ついた皮膚の修復スピードが

あてる光の色や香りによって

変わることから皮膚は

ケラチノサイトという細胞により、

色や香りを感知できる機能を

持っていると考えられている。

 

ケラチノサイトには舌で感じる

酸性度・うま味・苦味など、

そういったものを感知するような

受容体も発現していることが

わかっている。

 

皮膚は環境の変化を察知する

万能センサー

 

 

うつ病の原因の1つとして、

コルチゾールという

ストレスホルモンがある。

 

それは、皮膚が乾燥すると

皮膚細胞からコルチゾール

分泌される研究結果も。

 

注目すべきは、ストレスを

感じる前にすでに皮膚細胞が

コルチゾールのような

ストレスホルモンを出している。

 

 

   

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