今回は4月18日放送の

ザ!世界仰天ニュース

危険な食べ方!

を振り返ってみたいと思います。

 

 

アレを飲みすぎて

命の危機

 

突然、男性を襲った

めまいや嘔吐。

 

さらに、異常な精神状態。

 

その原因は、多くの人が気軽に

口にするアルモノの過剰摂取。

 

2013年、埼玉県。

 

電気関係の仕事をしていた男性は、

朝8時~夜8時まで行った後、飲食店で

アルバイトをしていた。

 

仕事が終わるのは、朝4時。

 

当時、日本で出回り始めた

エナジードリンクを飲んでみると、

疲れた体に強炭酸とさっぱりした

味が最高だった。

 

エナジードリンクにハマった

その男性は毎日3本飲むようになり、

眠気覚ましのコーヒーを5本

は飲んでいた。

 

 

数年後の2015年。

 

多忙な男性同僚

眠気やだるさを緩和させる

カフェインを主成分とする

錠剤を教えて貰う。

 

その錠剤は1日に2回、

1回2錠を服用するもの。

 

これにより、眠気を感じないような

気がして、服用を続けた。

 

眠気を感じる度に飲むようになり、

錠剤を手放せないようになる。

 

 

そんな生活が半年ほどたったある日、

急に食欲が落ち、やたら喉が渇き、

水を一気に1ℓ飲み干すことも!

 

それは、ある中毒症状の

前触れだった。

 

 

   

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2016年4月。

 

翌日に社内での昇進がかかった

大事な試験があるため、前日の

夜のアルバイトをせずに帰宅。

 

寝たらいけないと、いつもより

多めに錠剤を服用。

 

深夜3時過ぎに突然、腹に針で

刺されたような鈍い痛み。

 

そして、激しい吐き気とめまい。

 

朝5時。

 

症状が落ち着いたため、

試験会場に向かおうとしたが、

突然の痙攣と全身に寒気が走り、

呼吸困難となってしまう。

 

視界がぼやけ、目を開けて

いられなくなる。

 

声も出ず、朦朧とする意識の中で、

119番に電話し、何とか住所を

告げると、意識を失った。

 

 

埼玉医科大学病院に運ばれた

男性の意識が戻ると、興奮状態で

攻撃的になった。

 

この時に対応したのが

上條医師で、その状態から

覚せい剤を疑ったが、

腕に注射痕は無かった。

 

上條医師は検査や男性

証言から、カフェイン中毒

だと告げた。

 

カフェインは適量であれば、

眠気・だるさ解消、

集中力向上といった

効果が見られる。

 

過剰摂取すると、中枢神経を

過度に刺激され、めまい・頭痛・

吐き気・おう吐・イライラ・

興奮などの症状が。

 

さらに、交感神経が暴走し、

心拍が上昇して動悸が起こす。

 

重症の場合は、痙攣を引き起こし、

最悪の場合、不整脈により、

死に至る。

 

 

個人差はあるが、

カフェインは1日5g~10gが

致死量。

 

男性が摂取していたのは

7gだと考えられる。

 

 

   

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上條医師によると、

カフェインを常用している方は

食欲が落ちてきます。

 

それに加えて、腎臓に対する

利尿作用があって、尿が

たくさん出ます。

 

このため、脱水して、

もっと水が飲みたくなるという。

 

 

 

カフェイン中毒に解毒薬は無く、

今回の場合は活性炭という

薬用の炭をぬるま湯で薄めたもの

を飲み、カフェインの成分を

炭に吸収させ、便と一緒に排出させた。

 

幸い男性はこの治療を開始して、

10時間ほどで回復したが、

重傷者の中には体内から血液を

取り出し、カフェインを取り除く

血液透析法をしなければならない

人もいるという。

 

 

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