今回は、2025年6月3日に

放送されたカズレーザーと学ぶ。

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

 

東京慈恵会医科大学

准教授 出来尾格先生によると、

人間の肌には約100種類

数にすると数億~数十億の菌が

すんでいる。

 

肌トラブルの多くは

その菌のバランスが崩れたり、

暴走することで引き起こされる。

 

梅雨時は注意が必要!

 

これから迎える梅雨・夏は、

湿気と気温が上昇し、それに

伴って皮脂の量が増える。

 

すると、厄介な菌が活発になり、

肌トラブルを起こす。

 

肌にすみつく菌の原因は、

マラセチア菌というカビ。

 

マラセチア菌は増えすぎると、

肌荒れはもちろん、抜け毛にも

影響を及ぼす。

 

 

人間の顔にもれなく存在する

代表的な3つの常在菌。

 

肌を整えてくれる善玉菌の

表皮ブドウ球菌

 

ニキビの原因になることがある

日和見菌のアクネ菌

 

肌荒れやアトピーの原因になる

悪玉菌の黄色ブドウ球菌

 

黄色ブドウ球菌が増えると、

肌荒れやアトピー性皮膚炎などの

炎症を引き起こすので、注意が必要。

 

梅雨の時期に最も警戒すべき菌は、

肌のカビ マラセチア菌。

 

頭皮の生え際や耳の裏などに

かゆみや赤みの出る脂漏性皮膚炎。

 

一度発症すると、慢性的に

起こってしまう。

 

 

   

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さらに、フケ症の原因にもなり、

毛穴に炎症を起こすので、

抜け毛の原因になる。

 

 

そして、ニキビに似た症状で

背中・肩・胸など、上半身に

かゆみを伴う症状の

マラセチア毛包炎。

 

炎症を起こす原因は2つ。

 

1つは、マラセチアが

つくる酵素が

皮脂を分解して、

炎症物質をつくる。

 

この炎症物質が毛穴を

刺激することで、

炎症が起きてしまう。

 

もう1つは、マラセチア菌を

免疫細胞が異物と判断して、

攻撃してしまう。

 

そのために、まわりの正常な

細胞にもダメージを与えてしまう。

 

普段は大人しくしている

マラセチア菌だが、

高温多湿で汗や皮脂が増える

これからの季節は爆発的に増加。

 

あなたの肌の常在菌バランスは

総崩れ、マラセチア毛包炎などを

引き起こすだけでなく、皮脂が

分解される時、加齢臭の

原因物質とされる皮膚ガス

2-ノネナールが発生。

 

驚異的にマラセチア菌が

多い理由は、皮脂や汗の

せいだけでなく、入浴・

洗顔不足・ストレス過多・

寝不足・ホルモン乱れも

考えられるという。

 

汗をこまめに拭き、

1日2回の丁寧な洗顔が

マラセチア菌対策に効果的。

 

温泉の成分も

マラセチア菌を抑制。

 

 

   

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美肌の湯とよばれる

温泉の成分を調査すると、

マラセチア菌の増殖を

抑制することが

あることがわかった。

 

温泉の成分である

ミョウバン泉を含ませたものを

マラセチア菌にのせた結果、

ミョウバン泉を含ませたほうが、

ドーナツ型に色が変わって、

菌の増殖を抑制している

ことがわかった。

 

他の菌の抑制効果はあるが、

マラセチア菌の抑制が優先。

 

草津温泉はマラセチア菌に限らず、

常在菌をかなり変化させることが

できる酸性度の強い温泉。

 

黄色ブドウ球菌を

退治する効果もある。

 

温泉に含まれる成分が、

皮膚や粘膜を引き締め、

症状を改善してくれる。

 

 

   

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