今回は2025年7月18日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

-MYSTERY FILE-

を振り返ってみます。

 

 

 

たちの身に突如襲いかかる

原因不明の病や異変、その謎を

推理し、原因を究明する

医師たちの執念の突破劇。

 

 

夏に起こりうる危険。

 

20代女性が野外で配達業務中に

買呼吸を引き起こし、意識消失。

 

体温36.3℃ 脈拍120

血圧・上80 下40

 

血圧が低く、顔色も悪い。

 

アドレナリンを投与すると、

血圧も安定。

 

午後1時10分頃、いつも通り

担当エリアで荷物を届けて、

次の配送先に向かおうと思ったら、

急に胸がドキドキして、

息が苦しくなって、

そこから記憶がない。

 

 

それは、身体が強い

アレルギー反応を示す

アナフィラキシーショック。

 

アナフィラキシーショックは

原因となるものに触れたり、

食事で摂ったりしてから

約1時間以内に発症することが多い。

 

原因物を摂取・接触

→免疫が過剰に反応

 

急激な血圧低下や意識消失などを

引き起こし、最悪の場合は死に至る。

 

女性が倒れる前に食べた物は、

鮭と梅のおにぎり。

 

 

ごく稀なケースとして、

日光アレルギーという

紫外線などで免疫系が

過剰反応し、かゆみや

発疹が出る症状があるが、

女性には該当せず。

 

女性は検査入院することに!

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

日焼けしたくないので極力、

肌を隠すようにしているという

女性は3時間後、お腹と背中に

発疹ができていた。

 

 

女性の服で隠れた部分だけ

痒くなる原因は、毛虫皮膚炎。

 

ツバキ・チャノキ・サザンカなどに

生息する毛虫。

 

手や首には発疹はないので

直接、触れたわけではない。

 

作業着のファンの部分から、

毛虫の毒針を吸い込んだ。

 

小型ファン付きの作業服の

通気口から長さ0.1㎜の

毛虫の毒針を吸い込んでしまい、

インナーの繊維をすり抜け、

背中や腹部に接触したことで、

アナフィラキシーショックと発疹が。

 

空気口に専用の防塵フィルターや

目の細かいネットを取り付ければ

防げるはずだという。

 

 

 

部活中に起きた

謎の吐血 原因を解明せよ!

 

女子生徒がバスケットの試合中に

咳をしたら血が混じっていた。

 

口の中は血が出るような

傷や腫れはない。

 

胸やおなかに痛みや違和感もなし。

 

痛みがないとなると、

血液疾患の可能性もある。

 

あくまで可能性として、

白血病や血小板減少症の恐れもある。

 

どちらも、出血の際に血液を固める

血小板の数が減り、口内の出血や

貧血などの初期症状が。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

CT検査と血液検査を行うと、

胃や肺に異常はなく、

数値の正常で白血病や

血小板減少症ではない。

 

 

女子生徒がまた、吐血。

 

出血量は前より多い。

 

湿布の貼りすぎや

鎮痛剤の過剰摂取で、

胃潰瘍を起こすケースもある。

 

精度の高い内視鏡検査を行うと、

胃と食道の境目に傷が見つかった。

 

マロリーワイス症候群の

可能性がある。

 

これは、主に食道と胃の境目が

縦に裂け出血し、吐血。

 

アルコールの飲み過ぎや妊娠中の

つわりなどで嘔吐を繰り返し、

胃や食道に強い圧力がかかり

発症するケースがほとんど。

 

女子生徒のマロリーワイス症候群の

原因は、水の一気飲み。

 

冷えた飲料水を

一気飲みしたことで、

水が気管に入り、

その刺激で反射的に

胃から食道へと水が逆流。

 

その際に強い力がかかり、

接合部分が裂傷。

 

水も一緒に吐血してしまっている

ことから、一気飲みによる

マロリーワイス症候群だと、わかった。

 

 

   

Sponsored Links