今回は、1月28日放送の

新説!所JAPAN 

サバ缶と日本人

を振り返っていきたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

 

 

2016年 缶詰の国内生産量

サバ缶ツナ缶を抜いて

トップになったという。

 

スーパーでは品切店が続出し、

そのブームをけん引しているのが

水煮缶だそうだ。

 

昨年、クックパット

食のトレンド大賞

受賞している。

 

千葉県銚子では、サバ列車が

登場していて、車内では地元の

ブランド銚子極上鯖を使った

日本一高いという1缶1,500円の

サバ缶をお披露目しているという。

 

 

そんなサバ缶がブームになった

きっかけは、血液をサラサラにする

EPADHAや、認知症予防を期待

できるといわれ、日本中が飛び付く。

 

すると次から次へと新商品が登場、

100種類以上となり、2018年の

市場規模は263億円!

 

 

   

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サバ缶の消費量が日本一?

とされる、長野県飯山市は、

都心からのアクセスの良さで

外国人にも人気の観光地に

なっているそうです。

 

飯山市の家庭料理を

番組が調べてみると、

大根 人参 昆布味噌

煮込み、サバ缶を最後に

投入するサバ大根を紹介された。

 

いつでも温まれるように

作り置きしているので

サバ缶は常に欠かせないという。

 

また、見つけたら

買うものだそうだ。

 

 

肉は一切入れない、

動物性タンパク質は

サバ缶のみ。

 

肉の代わりにサバ缶を使う

サバ缶カレーも登場。

 

 

何故ここまで飯山市で

こんなにもサバ缶

親しまれている理由

について、長野大学

特認教授の市川正夫

さんに聞いてみる。

 

市川さんによると、北信濃は

雪深い所で、雪が多くなると

かつては外に出にくくなり

動物性タンパク質が不足する中で

安くて大量に手に入ったサバ缶

だったと考えられるようです。

 

交通網が遮断され、物資も

届かないことも多いことや、

冷蔵庫の普及していない時代に

サバの水煮缶が命綱とされた。

 

貴重なタンパク源=肉の代わり

となり、様々な家庭料理に

入り込み、根付いていったのでは

ないかと考えられるという。

 

飯山市ではサバ缶

ソウルフードだった。

 

 

   

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世界50カ国の缶詰を

食べ尽くし、常時4,000個

以上のストックがあるという

缶詰博士の黒川勇人さんが

サバ缶の魅力を語る。

 

黒川さんによると、

加熱調理済みなので

火を通さなくても良いという。

 

美味しいサバ缶の見分け方は、

賞味期限が迫っているものほど

美味しいという。

 

それは長い期間、寝かせる事で

味が身にしみ込んでなじむので、

少なくても半年以上経ったものが

良いのだそうです。

 

水煮缶が美味しい理由

 

それは、獲れたてのサバを

工場で素早く缶詰にしている事。

 

うま味や栄養が詰まった、

皮と身の間にある油部分を

傷つけないように丁寧に

手詰めされていた。

 

バラバラの大きさの切り身を、

缶に隙間なく入るように、

手の感覚で瞬時に選択されている。

 

味付けの工程では、

透明の液体が缶の中に

入っている。

 

それは、濃度1%以下の塩水。

 

これはサバの味を引き立てる

濃度だという。

 

塩水が入った後、

フタをして密閉から、

大きな釜の中で80分間

高温で加熱される。

 

これで骨までも柔らかい

サバの水煮缶を作り出していた。

 

 

   

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