今回は、ホンマでっか!?TV
遺伝子のしくみ
遺伝子の研究が急速に進む中、どんな部分が
親に似やすいのか? 11月30日分を振り返ります。
子供の頭の良さは、父親からではなく、
母親から受け継がれる?
アメリカ ハフィントンポストより
Sponsored Links
池田:1万2千人の子供のIQの調査をすると、
母親に似ている。
X染色体にある知性の遺伝子
→母親から遺伝した時だけ発現。
男のXYのX染色体は母親から
→母親の知性の影響が強く出やすい。
澤口:子供の学業成績と両親の頭の良さの関係
政治家などのリーダーシップをとる資質を持つ遺伝子が
ある事や人気者になれる遺伝子も見つかっている。
尾木:遺伝子で全てわかると教育学は衰退する。
母親が頭が悪い→努力するの止めた。
子供の才能が伸びるかは、
教育環境の要因も大きい。
知能 約60%は遺伝子的な要素
性格 約30~40%は遺伝子的要素
自尊心 約40% 芸術的センス 約50%
遺伝し、子供は親に似る。
植木:記憶力 親と子は相関関係がある。
認知科学の研究では、民族や学歴など、
人の記憶力は同じ。
覚えようというモチベーションの高さ
→記憶力に差をつける要素。
すぐに検索に頼る親の子は記憶力が育たない。
約9歳までは覚えること自体に快感情を感じる。
親がすぐネットで検索すると、快感情を知らずに育ち、
記憶力が伸びにくい。
トランプの神経衰弱など、一緒にする
Sponsored Links
澤口先生:IQは焼く7歳までに伸ばせば落ちない。
7~8歳までにIQを伸ばす
→その後、落ちない傾向
難関大学に入学した人は子供の頃
一生懸命遊んだ。
幼少期に危険な遊びを多く体験
→心の強さが伸びやすい。
長寿遺伝子の働きを解明し、
老化の仕組みの研究を行う遺伝子の専門家
小林武彦先生初登場!
小林:オリンピックレベルまでいくと、遺伝的要素は
かなり大きい。
短距離走が得意な人にはスプリンター遺伝子が多い。
スプリンター遺伝子を持つ日本人は2~3割、
中南米・アフリカの人は多く持っている。
尾木:世界で活躍している一流
アスリートの家庭環境に共通すること。
1 夫婦の仲が良い。
2 家族で一緒に食事をする。
3 子供の自己決定権を尊重する。
Sponsored Links
植木:親の反面教師の人生観
現実的な人生観と理想的な人生観が存在し、
子供は、どちらも大切と感じ親の人生観とは
反対に育つ。
両方の人生観がバランスよくある
→幸福を感じて意欲が高まる。
現実的な人生観の親の子はバランスをとり、
理想的な人生観を抱く傾向がある?
池田:子供は1歳未満のときの
コミュニケーションが大事。
1歳までの子供は話さない
→対面のコミュニケーションが大切。
昔は、4歳くらいにならないと人の心は
わからないとされてきたが、
1歳未満の子はすでに人の心を理解している。
その後、親の口調や感受性は
凄く子供に伝わる。
親からちゃんとした日本語で話し掛ける事は、
子供に好影響。
澤口:脳の活動を見ると、
0歳で文法がわかっている。
生まれた直後から文法の規則を
習得しはじめる。
親の仲が悪いと子供のIQが低下
→乳児の前でも、夫婦喧嘩は要注意!
牛窪:オーストラリアの研究で、
ぽっちゃり体系は母親ではなく、
父親に似る?
オーストラリアの研究者が8~9歳の子供を
調査すると、
母親:標準体型 父親:肥満体型
→子供が肥満体系になる確率が高い。
尾木:親のどちらかが近視だと2倍
両親が近視だと5倍なりやすい。
近視になるのは、遺伝子要素の他、
環境の要因もあると考えられ、
近視は8~16歳で急激にすすむ傾向がある?
小学生の約30%が近視になっている。
牛窪:長く付き合う相手は親に似た顔の人。
好きになる相手の顔が両親に似ている
→関係性が長く続く傾向がある?
植木:笑顔の多い家庭の赤ちゃんは
ハイハイが速い。
両親の社交性と赤ちゃんの行動を調査で、
両親が不安だと、赤ちゃんは遅い。
赤ちゃんが新しいものに近づくかは、
親の表情から学んでいる。
新しいものに興味を示す子供
→社交性の幅が広く多くの友達を作る。
ケンブリッジ大学の5歳児から7歳児の630人を
対象にした調査では、
ホームパーティに招く友達の数が多い親
→子供の友達の数も多かった
岡田:親の遺伝子を越えたければたんぱく質を食べろ。
骨は両親の影響を受けやすい、
骨の成長にはカルシウム!
骨を伸ばすにはたんぱく質で多くとることで
骨の成長を最大限に伸ばせる。
骨端線といわれる、骨の端にある軟骨の細胞が
増殖しなくなると、成長が止まる。
チーズ、肉、卵、魚介類、大豆などが良い。