今回は、1月8日放送された、

ザ!世界仰天ニュース

元マラソン女王の万引きの真実

を振り返っていきたいと

思いますので宜しく

お願いいたします。

 

2018年2月9日 午後8時45分、

群馬県の太田市にあるスーパーで

元マラソン選手の原裕美子さんが

捕まった。

 

キャンディーなどの小さな商品は、

懐やバッグに入れた時点で万引きと

みなされるそうで、さんは財布に

およそ2万円とクレジットカードが

入っていたにも関わらず、お菓子3点

計382円を盗んでしまった。

 

世界陸上に2回も出場するなど、

輝かしい功績を残した

元日本代表選手がなぜ?

 

そこには、トップランナーに

掛かる周囲の期待と厳しい

トレーニングの日々がさんの

心を蝕んでしまったという。

 

その恐ろしい病の真実とは?

 

 

   

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幼い時から走ることが大好きで

足が速かったさんは、高校卒業後に

実績のある実業団に入団したという。

 

長距離選手は痩せていた方が

有利とされ、徹底した体重管理が

そこでは行われていたとされる。

 

もともと太りやすい体質だった

さんは、食事にも厳しい指導が

あったそうで、食べる事が大好きな

さんにとって大きなストレスに。

 

激しい練習の後に、甘い物が

食べたくなってしまった

さんはある日、食べたい

欲求に負けお菓子を購入。

 

ひとつだけと思いながらも、

全て食べてしまう事に気付き、

体重が増えたら怒られるからと

朝までバイクを漕いでいたという。

 

欲求に勝てない生活が続いたある日、

さんは食べた分を汗で消費しようと

お風呂に入っていると突然、

気持ちが悪くなり、嘔吐してしまう。

 

その時、食べても吐けば太らない?

と思ったさんは、体重を量ってみると

吐いた分だけ体重が減っていた。

 

そこからさんは、好きなものを

好きなだけ食べて吐く事で、

体重をコントロールするように!

 

すると、体重制限のストレスが

なくなり、原さんの記録も

伸びていったそうだ。

 

2005年の初めての

フルマラソンでは優勝し、

その年の世界陸上ヘルシンキ大会では、

日本人1位で全体では6位入賞を果たす。

 

2008年の北京五輪では、メダルが

期待される選手になっていたが、

その裏では食べたら吐くが悪化する。

 

食べていると心が楽になり、

常に食べ物に囲まれていないと

不安になるなど摂食障害となる。

 

そんな頃、中国に遠征。

 

遠征中は、買い食い禁止で

サイフも没収されるほど

体重管理が厳しくなっていたようだ。

 

その夜 さんは、わずかな

お金を持って店に行ったが、

全然足りず、どうしても

食べたい思いから万引きを

してしまう。

 

大ごとにはならなかったが、

自分でも何故こんな事をしたか

わからない気持ちだったそうです。

 

 

   

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その後 日本へ戻り、

大量に買った商品が置き引きに!

 

自分のうっかりミス?で、

買いなおせるお金はあったが、

せっかく買ったのに!と怒りが

込み上げ、万引きに走ってしまう。

 

極度の緊張があったが、それは

次第に達成感に変わってしまう。

 

 

摂食障害患者の問題行動の一つに

万引きがあるそうだ。

 

万引き経験のある

摂食障害患者は

少なくない

高木洲一郎 摂食障害患者の万引きをめぐって 精神経誌

 

 

長期間 摂食障害を患うと、

食べ物などが減る事に

異常な恐怖を感じるという

病的な心理に陥ってしまう。

 

さらに、栄養不足で脳が萎縮

することで認知機能が低下して

しまうため、目の前の食べ物に

対して制御がきかなくなると

考えられているそうです。

 

翌日、罪悪感や後悔するが

スーパーに行くと盗りたい

衝動に襲われる。

 

見つかれば過去の栄光は

崩れ落ちるとわかって

いたがとってしまう。

 

これは、利益追求・経済的動機

ではなく、盗もうとする

衝動に抵抗できず、犯行を

繰り返してしまう男性よりも

女性に多い窃盗症だという。

 

そんな時、ファンから

声を掛けられた事をきっかけに、

その日以来、万引きの衝動は

おさまったというが、2013年の

現役引退後も、様々な要因から

万引きをしてしまい、昨年

逮捕されてしまっていた。

 

 

   

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