今回は3月7日放送の

ビーバップ!ハイヒール

関西の町中にポツンと現れる

不思議な空間の中は、

あっと驚くディープな世界

の回を振り返って

みたいと思います。

 

京都市下京区、京都駅から

1kmほど北の小道を歩くと、

昔ながらの町家があり、

門を開け中に入ってみると

古びた看板が並び、建物の

中の棚の上には、不気味な

目の模型が置いてあるという。

 

さらに奥へ進むと、

色あせた機材

ガラス器具が並ぶ

レトロの空間となっている。

 

そこは、世にも珍しい

眼科・外科医療器具歴史博物館で、

江戸時代から昭和40年代、

実際に使われていた物をが

展示されているようだ。

 

明治時代 白内障手術器具

昭和 内臓模型

 

江戸時代 メスは、1本1本

手作業で作られ、柄の部分は

象牙で出来ている。

 

1914年ドイツ製の義眼は、

患者あわせて色や大きさに

パターンがある。

 

江戸時代の義眼もあり、

材質はクルミの殻だった。

 

貴重な医療器具が、およそ3千点

あり、ここでしか見る事の出来ない

物ばかり置いてある。

 

およそ20年前、親子3代で眼科を

営んでいた医師 奥澤康正氏は

建物の老朽化により、新たに

病院を移転する事になったが、

昔の器具は医療発展の歴史そのもの

という考えがあり、この明治の建物を

博物館として再利用し、器具を残した。

 

 

このように関西にはマニアックな

博物館が多く、情熱と歴史が

秘められているという。

 

それを教えてくれるのは、

庶民文化研究所

町田忍所長。

 

 

 

 

   

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町田忍所長によると、マニアック博物館の

特徴は、町の中にさりげなく目立たずあり、

庶民生活の中で培われてきた

忘れ去られてしまうようなものを

集めているという。

 

 

6位 日本を支えた職人たちの技

 

兵庫県 新神戸駅のすぐ隣の

大豪邸の門をくぐると、

平屋の和風建築の中は、

規則的に組まれた木の天井や、

地下に下りる階段もある。

 

そこは大工道具博物館で、

縄文時代から近来に至るまでの

あらゆる大工道具が並んでいる場所。

 

そもそも大工道具は、研いですり減るまで

使うもので、保存を目的としないため、

古い時代の道具はほとんど残らない。

 

その為、昔の大工道具は貴重な物。

 

大きな木材から板を引くために

使われていた15世紀ごろの道具

大鋸は、2人で使うように設計され、

「おがくず」の語源はここから

きているそうです。

 

この博物館の名前は、竹中大工道具館

 

 

   

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今から40年ほど前、建設業界では

道具の機械がが広まり、手道具を

使う職人が減少していた。

 

当時、竹中工務店の社長をしていた

竹中練一氏は、大工道具だからこそ

成せる技や文化がなくなってしまう

と憂いていて、創立85周年を記念して

日本の大工の技術を後世に伝える

ための博物館を作ることして、

展示物の収集に5年掛けて

博物館を完成させていた。

 

 

 

5位 おもちゃ映画ミュージアム

 

1920年代に大流行したブリキ製の

映写機を使い家庭でも楽しめる

無音映画のおもちゃ映画

メインに展示する博物館。

 

 

4位 ふぐ博物館

 

国内の研究者も見学に訪れる、

料理人が作った博物館。

 

 

3位 世界の貯金箱博物館

 

世界62カ国のコレクションを

展示している。

 

 

2位 堺 刃物ミュージアム

 

全国の1000種類以上の

刃物を展示。

 

 

1位 キリシタン造物史料館

 

フランシスコ・ザビエル

肖像はこの地で発見!

 

 

   

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