今回は4月26日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

建物は3棟

衛星写真で見つけた大分県初の

ポツンと一軒家を目指し

最寄りの集落から捜索を開始。

 

集落に到着。

 

 

前回分

 

 

目指すポツンと一軒家は空き家で、

そこまで案内してくれたオノさんの家も

ポツンと一軒家だったのでお話を伺う。

 

その昔、まだ周りに家があった頃に

庄屋としてこの地区の農家を

束ねていたオノ家。

 

 

 

 

かつては目の前の杉林がなく、

下まで見渡せたそうですが、

この高台に家を建てるのには

大変な苦労があったとはなす。

 

昭和32年 オノさんの父親が、

まだ道の通っていなかった

山の上に山の木を製材して建築。

 

苦労して建てた家の随所に亡父

こだわりがあったそうだ。

 

 

 

大学卒業後、家を継ぐことになった

オノさんだが、林業と椎茸栽培だけで

の生計は困難だと、新たに食肉用鶏

「ブロイラー」の養鶏業も行った。

 

自宅からさらに1㎞先の

田畑跡に鶏舎を建設。

 

鶏舎をせてもらう。

 

オノさんが24歳の時、

山の杉をきりだして

建てたという鶏舎は、

全長約80mの鶏舎2棟。

 

鶏舎内の衛生管理上、

防塵服や長靴を着用。

 

長靴の裏を消毒液に浸し、

さらに石灰でも消毒して中へ。

 

 

   

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この鶏舎には、1万7500羽が

飼育されており、2棟あるので

3万5千羽もいる。

 

卵から孵すのはここではやっておらず、

卵から孵すのは、孵化場 専用の

会社があるという。

 

ここにいるのは肉用なので、

52日くらいで出荷なのだそうです。

 

鶏舎1棟分 17500羽の鶏に

必要な飼料は、およそ90㌧。

 

トラックで運ばれてきた

配合飼料に炭の粉末を混合。

 

これは、血液をキレイにし、

成長作用がある。

 

鶏舎外のタンクに貯蔵していて、

その餌がタンクから自動で

鶏舎内へと送られ、パイプを通り

等間隔に取り付けた餌箱へ流れる

仕組みとなっている。

 

健康な鶏を育てるには環境が第一。

 

人間は居りづらくなれば外に

出ればいいけど、鶏はずっと

ここに居る訳だから少しでも

環境をよくしなければならない。

 

耕運機で地面を柔らかく、

フカフカな状態に保つ。

 

扇風機を回したり、

換気口を開けたりして、

こまめに温度や湿度の

管理を徹底している。

 

 

   

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養鶏の仕事をしていて

嬉しい時を聞いてみると、

オノさんはヒヨコが死なずに、

1万7500羽が100%に近い状態で

出荷できること。

 

その後は食べてくれた人たちが

美味しかったと言ってくれると、

また嬉しいという。

 

 

オノさん夫婦が結婚したのは昭和54年、

夫婦二人三脚で養鶏の仕事を続けて40年。

 

子供が小さい時は遠出が出来なかったが、

今は麓の町に住む長男が手伝いに

来てくれるので、2人の時間が出来て

旅行も楽しめるようになった

 

そんなオノさん夫婦の今の夢は、

2人で1日でも長くここで過ごせること。

 

ここを2人で守れる間は、ここを守る。

 

亡父が道のない山の上で

苦労して建てた

ポツンと一軒家だった。

 

 

   

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