今回は8月22日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

今からちょうど4年前に

訪ねたあのポツンと一軒家は今?

 

 

 

茶色の屋根の建物が2棟

青年と交流?

住人が彫刻?

黒森神楽の面を30年間製作

3年前に妻を亡くし仏像作りを

 

 

衛星写真で見つけた岩手県

あるじそとやませいいちさん

当時87歳。

 

衛星写真で見つけた岩手県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

まずは情報を得るため

地元住人を探すと、

飲食店を発見したので

聞いてみる。

 

すると、去年の台風で起きた

土砂崩れの修復が完了しておらず、

ポツンと一軒家へ通じる道は今も

通れないままかもしれないという。

 

捜索再開、途中の小さな集落で、

聞き込みをしてみると、おさんが

ポツンと一軒家に住んでいる人を

知っていた。

 

 

目指すポツンと一軒家

あるじは一人暮らしの

そとやまさん。

 

映画にもなったクロモリカグラ

というものに関わりがある人らしい。

 

さらに源義経の家臣の末裔!?

 

 

捜索再開すると、

土砂崩れの影響もなく無事に

ポツンと一軒家に辿り着いた。

 

 

 

 

   

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かなりの時代を感じさせる

木造2階建ての家と、

玄関前に止まるトラックも

年季が入っていそう。

 

玄関の前で

ごめん下さいと、言うと、

人が出て来た。

 

ポツンと一軒家

あるじそとやませいいちさん。

 

家の中は恥ずかしいけど、

作業場ならと案内してもらえた。

 

黒森神楽は岩手県宮古市の黒森神社に

340年以上前から伝わる伝統芸能で、

国の重要無形民俗文化財にも

指定されているそうだ。

 

そんな黒森神楽に欠かせないのが

神楽面で、そとやまさんが黒森神楽の

舞で被る面を30年に渡って製作する。

 

元々は農業をやっていたが、

それだけでは食べていけず、

冬の間は出稼ぎしていた。

 

面作りをやるようになったのは、

出稼ぎに行けない歳になった

ために始めた。

 

手先が器用で神楽の面を

掘ってみないか?と、

頼まれたのが始まり。

 

50歳を過ぎてから独学で

面作りを開始したが、

面製作の注文は5年前が

最後だった。

 

3年前にさんを亡くして

一人身になって以来、毎日

昼間に作業場にこもって

仏像作りに没頭。

 

お面の注文が無くなってから

仏像彫刻を始めた。

 

それは、注文が無いからと言って

パッと辞めれば体はどんどん

ダメになっていくから。

 

出来上がったものは、

三陸大津波で犠牲になった人の家に

お地蔵さんを作ってあげるなど、

寄贈している。

 

 

   

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ここでの一人暮らしは

寂しくないって言ったら

嘘になる、だからこうやって

仏像を彫っているのが生き甲斐で、

これが無くなれば様になるという。

 

そこへ突然、麓で暮す弟の奥さんが

そとやまさんの裏山で採れた

マツタケを持って来てくれていた。

 

そしてまた、漁師をしている

男性の姿があり、2人の関係は師弟

 

男性は中学時代にそとやまさんから

面の指導を受けていて、踊ることも

できる。

 

 

あれから約4年…

 

そとやまさんは友達家族

いないそういう時だから、

電話でも有難いという。

 

91歳になったので、

もう長い事ないのと、

冗談を飛ばされる捜索隊

 

ワクチン接種も済んでいるという

そとやまさんは番組放送後、

観たという電話をいくつも

頂いたと話してくれたが、

自身では放送をみていないという。

 

そこで捜索隊は4年ぶりに

ポツンと一軒家へ。

 

4年前の放送を一緒にみようと、

家に招いてくれた。

 

今も作業場で彫刻作りを継続していて、

今はここの部落にある大念仏剣舞という

民俗芸能の人形を作り寄付している。

 

別に頼まれた訳でもないけど、

この地域の伝統を残したいと思って、

私なりに人形を揃えているという。

 

 

   

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