今回は、10月10日放送された

カズレーザーと学ぶ。

あなたの家に潜む危険

を振り返っていきたいと

思いますので宜しくお願いします。

 

 

日本人が危ない!

水回りに潜む病原菌

肺NTM症

 

 

前文

 

 

 

大阪大学 免疫学

フロンティア研究センター

福島清春特任助教授によると、

進行してくると呼吸不全などを

起こして、命にかかわることが。

 

治療法が確立しておらず、

特効薬がないので、

長い場合は、20年の

長期治療になってしまう。

 

患者の4割近くが、

再発すると言われている。

 

2007年~2014年に約2.6倍に

増えていて、2021年には

国内で1,100人以上が死亡。

 

肺NTM症の原因となる

NTM菌は家の水回りで繁殖。

 

水を流した際の水しぶきを

通じて入り入り込み、感染。

 

以前は高齢者など、免疫が低下

した人だけがかかる感染力の

弱い菌と考えられていたが、

近年は健康な人でも多数

感染していることが発覚。

 

ハワイで肺疾患患者10万人を

調査したところ、白人よりも

アジア人が多く、日本人は

トップクラスで感染率が

高くなっている。

 

その理由は遺伝子の関係が

示唆されているが、わかって

いないことも多い。

 

急増しているのは、

免疫が落ちている方が

多くなったり、医療者側の

認知が上がって、正確に

診断されるようになって

きたことも大きい。

 

 

   

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以前、知られている

こととしては肺がんとして

手術されたり、肺結核としての

治療を受けたっていうことが

報告もされているので、

色々と重なってNTMの認知が

上がってきているという。

 

同じ生活水を共有する家族でも、

感染が分かれたり、発症には

大きな個人差が!

 

痩せている人にかかりやすい

傾向があるため、

ダイエット中など栄養状態が

悪くなりがちな人は注意。

 

 

現状わかっている

対策とは...

 

水の循環

菌の繁殖を抑える

 

NTM菌は水中の

アメーバにも

寄生していて、

アメーバが減ると

NTM菌も減る。

 

日本の水道水は浄水場で

消毒されてから各家庭に

配られるまでは

NTM菌はほぼ無し。

 

ただし、貯水槽から

家にきている所で

空気に触れることで、

様々な菌が出てくる。

 

水を24時間止めておくと、

菌の量は40倍に増加。

 

空気に触れる水道の

出口付近では雑菌が

繁殖しやすく、

増えた菌をエサにアメーバが

増え、NTM菌も増える。

 

そのため水を適度に循環させ、

旅行などで家を空けたときは、

最初の水を少し捨てるだけでも

感染リスクを回避できる。

 

最初の100ccを捨てるだけで、

菌だらけの水は避けられる。

 

 

   

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浄水器では取りきれない。

 

水を飲んだ場合は、

胃の中に入って、

肺に入って

感染するのが問題。

 

感染リスクが高いのは

お風呂場で、特に

シャワーヘッドの裏側は

水滴が溜まったままの

状態で汚れている。

 

交換するのは中々、

難しいので、

シャワーヘッドを

外してキレイにする。

 

お風呂の給湯口の所も

キレイにする。

 

NTM菌は、塩素・

アルコールに耐性があり、

殺菌は難しい。

 

対策①

シャワーヘッドの蓋を外し、

ブラシで洗浄

 

対策②

取り外せないタイプは

70度以上のお湯で熱消毒

※火傷に注意してください

お使いのシャワーヘッドの使用条件、

耐熱温度をご確認ください

 

 

   

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