今回は5月30日放送の

林修の今知りたいでしょ!

時代と共に変わる

食中毒の新常識

を振り返って

みたいと思います。

 

 

買い物に欠かせない

エコバッグに潜む危険

食材に菌がうつる!?

 

3ヵ月以上洗っていない

エコバッグを細菌の数や

種類などを検査する研究機関へ

持っていき、調べてもらうと、

一般生菌 5,103個

大腸菌群 3,061個

が検出されたという。

 

教えてくれるのは35年以上、

厚生労働省や大学の研究機関で

食中毒について研究している

食中毒の権威 東京農業大学

食品安全研究センター センター長

五十君靜信先生。

 

五十君先生によると、

一般生菌は無害である程度の

範囲は大丈夫。

 

大腸菌群は食中毒菌が

いる可能性があるので、

多いと危ない。

 

汚れたエコバッグ

→菌が食材にうつる!?

 

 

要注意食材は生の鶏肉で、

鶏肉のパックをよく見ると

ドリップと呼ばれる

汁がついている。

 

ラップのようにカバーは

してあるが、漏れやすいので、

エコバッグにうつりやすい。

 

生の鶏肉に潜む

2種類の食中毒菌は、

サルモネラと

カンピロバクター。

 

サルモネラは乾燥に強く、

エコバッグの中でも長生き。

 

エコバッグから他の食材に

うつる可能性がある。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

カンピロバクターは

生の鶏肉をまな板で切り、

サラダにする野菜のほうに

切ったおかげで、そちらから

カンピロバクターの食中毒に

なってしまうケースがよくある。

 

かかってしまうと、

高熱になるなど、

重症化する可能性も!

 

 

2024年4月27日、

親子そろって大好きな

鳥刺しを食べて4日後、

腹痛や関節痛の症状が。

 

さらに、

最高39.8℃の高熱が。

 

病院に行ったところ、

カンピロバクター食中毒と

診断された。

 

 

食中毒を防ぐ!

これからの新常識

 

エコバッグは洗って清潔に!

 

数日に1回洗うのがよく、

裏返して干すと、紫外線で

殺菌できるので、

天日干しも有効。

 

生の食材はなるべく小袋に。

 

 

 

低温調理を甘く見ると

食中毒に!?

 

今 人気の低温調理!

 

低温調理とは袋に食材を入れ、

空気を抜き密封し、

95℃以下で加熱する。

 

 

実際にあった食中毒の事例

 

自作のサラダチキンを食べて、

38℃越えの高熱を伴う

食中毒になってしまったという。

 

 

鶏肉は完全に火が通っているか

という判断が難しい。

 

温度が低いとほとんど

殺菌効果が得られない。

 

 

食中毒を防ぐ!

これからの新常識

 

低温調理は見た目で

判断するのはNG

 

60℃以下では

殺菌力が弱いのでNG

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

納豆などの発酵食品は

賞味期限を過ぎたものを

食べても食中毒にならない

可能性が高い。

 

五十君先生によると、

ここ数十年間 納豆による

食中毒の報告がほとんどない。

 

納豆菌は非常に増殖がはやいので、

他の菌に栄養を与えない。

 

 

 

30℃になると・・・

飲みかけのペットボトル

菌が?倍に!

 

飲みかけのペットボトルを

長時間放置すると、腹痛などの

原因菌が増殖。

 

 

ペットボトルを飲む時、

口をつける。

 

そうすると、

口の中は菌がいて、

口の中にいる間は

唾液とかでそんなに

増えないが、

ペットボトルのようなものに

入ってしまうと、

菌が飲み物の中で増殖。

 

食中毒の原因菌である

黄色ブドウ球菌は、

人の口の中にいる。

 

口にいた菌がペットボトルで

増殖し、再び飲むことで

食中毒になる可能性が!

 

 

株式会社食品微生物センター

 

 

麦茶は大麦を煮出して作るので、

炭水化物が非常にリッチ。

 

それ以外の栄養成分も結構、

含まれていて、菌を抑える

要素があまりない。

 

スポーツ飲料は強い酸性で、

殺菌に働いて菌が増えない。

 

オレンジジュースも酸性。

 

 

   

Sponsored Links