今回は6月16日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

不思議な形に切り拓いた敷地

丸い屋根の建物

棚田か段々畑

木を伐採した場所が

今回の愛媛県の

ポツンと一軒家

捜索したのは、

昨年の9月だった。

 

最寄りの集落に到着し、

発見した男性住人に

衛星写真を見てもらうと、

まん丸のポツンと一軒家

茅葺き屋根の建物だった。

 

あるじベンジャミンさんという

40代か50代のアメリカ人で

丸い建物は格闘技の武道場だという。

 

捜索再開、大きな池の横の

薄暗い山道を通ると、

建物発見!

 

ポツンと一軒家

辿り着いた。

 

 

 

 

突然のことに状況を読み込めず、

戸惑っている様子の

ポツンと一軒家

ベンジャミン・グロスさん36歳。

 

道場開き準備中ということで、

来年になってからの方が

都合がよいと、7ヵ月後に

準備が出来たと連絡が入り、

再び愛媛県のポツンと一軒家へ。

 

 

ベンジャミンさんは実家は

アメリカのペンシルベニア州の

大自然の中にあるアメリカ版

ポツンと一軒家なのだそう。

 

 

ベンジャミンさんが幼稚園児の

時に空手のビデオを観て、

日本の武術に興味を持った。

 

 

 

   

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アメリカの道場で居合術や

柔術拳法を習い、

腕を磨いていたが、16年前の

21歳のときに武術修行のために

京都の大学に留学。

 

大学卒業後も、そのまま

日本に残り、会得した

古武術を指導している。

 

 

ベンジャミンさんが思う

日本の魅力は、道。

 

武道・茶道とか、人生を

道に掛けるのが、

日本にしかない日本の

独特な文化。

 

 

さんとは10年前に出会い、

7年前に結婚された。

 

ベンジャミンさんが古武道の

道場に入って、その館長の

息子のところに奥さんの姉

嫁ぎ、そこに遊びに来た

さんが書道をしている

ベンジャミンさんを見た。

 

2人が出会った時、さんは

タンザニアに青年海外協力隊で

先生の免許を持っているから、

理数科教師をしたりして、4年居た。

 

2人は結婚し、さんの故郷、

愛媛県に戻り、ポツンと一軒家

建つ山の麓に古民家を購入し、

民宿を経営した。

 

 

こちらにある道場が

出来る前は、

自宅の狭い部屋で

指導したり、近くの

グラウンドで

やらせて頂いていた。

 

 

この場所は4軒の農家が

所有していた棚田だったが、

4軒とも米農家を廃業し、

耕作放棄地になってた土地を

5年前に購入。

 

新たに建てたのは、

古武術の道場。

 

 

   

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この場所は自然道(じねんどう)。

 

自然(しぜん)は海外のNature

という単語が入っている。

 

自分と自然が別で

分かれている。

 

そうじゃなしに、

自分が自然であると

言うのが、自然(じねん)。

 

昔は日本語では

「じねん」と読んだ。

 

この場所を造ったのは、

その感覚を育てるため。

 

総合武術と

農業も含めて武術、

建築も武術と全部武術。

 

それが自然道(じねんどう)。

 

道場もほぼほぼ、

整地・石垣から

夫婦2人で建築。

 

裏山の檜を200本切って

運び、道場を建てる

建材に使ったという

ベンジャミンさん。

 

木を切らずに皮を剥ぎ、

半年から1年放置して乾燥させ、

水分が抜けて軽くなってから

木を切る伐採方法 立ち枯らしを

されている団体から学んだ。

 

総勢16人で行った道場の

屋根の茅葺き作業は夫婦

4年かけて集めた1800束の茅を

骨組みを組んだ屋根に瓦の

昇降機で持ち上げ、四国の唯一の

茅葺き職人の指導のもと、

作業を開始。

 

丸5日間かけて、日本では

ほとんど見ることのない

円錐形の茅葺き屋根を完成させた。

 

 

   

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