今回は、6月18日放送された

カズレーザーと学ぶ。

令和の現代病

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

 

頭痛 だるさ 肌のくすみまで

今 急増中の”???気象病”

 

中部大学 生命健康科学部

佐藤純教授は日本初の

気象病外来を立ち上げた

第一人者。

 

気象病とは気圧の変化により、

頭痛や関節痛、時には肌の

くすみなど、様々な体の

不調を引き起こす病で、

とくに寒暖が激しく、気候も

不安定な今の時期は要注意!

 

気象病患者が今、

ある生活習慣で

急増しているという。

 

 

番組調べによる男女60人に

天気によって体調が悪くなる?

というアンケートで、

症状ありが73%

症状なしが27%

 

 

女性の中で天気で

調子が悪くなる人が

8割くらいいる。

 

気象病の

潜在患者は1000万人。

 

 

気象病の症状は、よく挙げられる

頭痛や関節痛、だるさ以外にも

肌のくすみ・鬱の発症など多岐に

わたり、実態が見えにくい。

 

 

気象病はどういうメカニズムか

頭痛を例に説明すると、きっかけに

なるのが、雨が降る時に一緒に

起こってくる気圧の変化。

 

気圧の変化が引き金になって、

耳の奥にある内耳が興奮すると、

三叉神経からCGRPという

物質が出て、それが脳の血管を

広げてしまう。

 

 

   

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それで、脳に炎症が起こって

頭痛になっていくと

考えられている。

 

今、急増しているのは

スマホ気象病。

 

スマホで気象病が

悪化するのか?

そのメカニズムと

対策をお話してくれた。

 

 

スマホの使い過ぎ

首の骨が変形

 

スマホをずっと使うように

なってくると、スマホ首になる。

 

スマホ首になることで

血流が阻害され、

気象病のカギとなる内耳が

血行不良で過敏になり、

気圧の変化を受けやすくなる。

 

これにより、自律神経の

バランスを崩し、天候による

頭痛だけでなく、古傷の痛みや

体のだるさなど、様々な

体調不良を引き起こす。

 

さらにそこへ、近年の

異常気象などの要因も加わって、

これまで問題のなかった人も

気象病にかかり、患者数が急増。

 

 

天気がいいはずなのに、まるで

気象病のような症状が起きる

例も多発している意外な

原因があるという。

 

それは、晴れた日でも

小さい気圧の変化、

微気圧変動があるから。

 

台風が日本に接近する数日前、

フィリピン沖で発生した段階で、

3000㎞離れた日本にたった

0.2hPa程度の微気圧変動を

発生させていることが明らかに!

 

この程度の気圧変化では、

日本の天気に影響はないものの、

スマホ首などで内耳が敏感に

なった人には感じ取れてしまう。

 

 

   

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まるで台風の接近を

予知するかのように

体調を崩してしまうことが。

 

さらに、1日の中でも

気温差による気圧変動が

起きており、注意が

必要なのは午後3時。

 

台風や低気圧が近づくと、

その変動幅が大きくなるため、

ピークとなる午後3時に

気象病を起こしやすくなる。

 

もともと、私たちはたぶん、

地上に命をもらった時から

気圧変動の中で生きているので、

変動に合わせて血圧を調節。

 

それが、通常と違う

気圧変動が体調を崩す。

 

微気圧変動というのは、

天気が崩れる前に

起こってくる変化が多いので、

そうすると、これから天気が

崩れてくることを感じ取れる。

 

例えは、鳥とか、昆虫とかは

雨が降るのを事前に察知している。

 

巣が水浸しに

ならないようにするとか、

自分の命を守るための

行動をやっている。

 

人間にも同様の遺伝子が

保存されていて、

雨が降ることを事前に

察すれば、家にこもって、

眠くなって、だるくなって、

横になってていうのは合目的。

 

 

気圧変動に過剰反応

してしまうと、

肌のくすみが実際に

起こるという研究がある。

 

気圧が低下すると、

自律神経が乱れ、

真皮に張り巡らされた

末梢血管が収縮。

 

これにより、血行不良で

肌に十分な血液が巡らず、

肌色が暗くなってしまう

気圧くすみを招く。

 

 

   

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