今回は2025年8月12日放送の

ザ!世界仰天ニュース

衝撃のアレルギー

第26弾!

を振り返ってみたいと思います。

 

 

アナフィラキシーに怯える女性!

恐怖の記憶!

 

アレルギーで自由に食べ物を

選べない人がいる。

 

女性は突然の異常な痒さ、

顔中に発疹ができたが、今まで

食べ物のアレルギーはなかった。

 

 

2021年5月、リハビリ施設で

作業療法士として働いていた

女性は2人の子どもと幸せに暮らす

40代のシングルマザー。

 

コロナの影響で学校が休みだった日に

事務員をしていた元同僚を自宅に

招いていた。

 

洗濯物を取り込んですぐ、

手のひらに激しい痒みが!

 

急いで洗面台へ。

 

異常な痒みでまず、

疑ったのは毛虫に刺された?

 

以前、仰天ニュースでも

紹介されたチャドクガという

蛾の幼虫は、毒針毛とよばれる

長さ0.1mmほどの目に見えないほどの

毛を約50万本も持っている。

 

人間に刺さると、

激しいアレルギー反応を起こす。

 

女性は毛虫に近づいた記憶はなく、

この痒みは異常と思い、救急外来へ。

 

救急外来の待合室で倒れた。

 

呼吸が浅く、

意識が混濁している。

 

診察した医師

アナフィラキシーショックと

診断。

 

このままでは意識消失で、

命に関わる。

 

 

   

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すぐに、アドレナリン注射が

投与されると、

女性の症状は治まった。

 

皮膚科の医師が担当することになり、

問診を受け、発症するリスクが

あるため、入院。

 

退院してから数日後、

アナフィラキシーショックの

症状が出る10分前に食べた

みかん味のナタデココゼリーで、

フリックテストを受けた。

 

アレルギーの原因と考えられる

物質を皮膚に滴下し、針で刺して

反応を見た結果、微量ではあるが、

ゼリーからアレルギー反応が出た。

 

また、症状が出ないように、

ゼリーは食べないようにして、

アナフィラキシー症状を

一時的に緩和できる

アドレナリン注射、エピペンを

医師から処方される。

 

ゼリーを避けていた女性、最初の

アナフィラキシーショックから

半年後の2022年1月2日。

 

温めるだけで食べられる

ぜんざいと餅を食べると、

ゼリーを食べた時と同じ症状が!

 

病院に到着後、アドレナリン注射を

打ち、症状は改善された。

 

ナタデココゼリーとぜんざいの

成分表を見比べると、同じ成分が

入っていることが分かった。

 

それは、エリスリトール。

 

エリスリトールとは、

ブドウ糖から生産される糖質。

 

大きな特徴として、

体内で代謝されず、

ほとんどが尿などで排出される。

 

そのため、ダイエット向けの

飲料やお菓子などに使用されている。

 

 

   

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さらに、糖尿患者向けに

砂糖の代替甘味料として、

医療用でも注目されている。

 

食べていたゼリーも、

ぜんざいも、カロリーオフを

謳っている商品。

 

その後、エリスリトールで

プリックテストをすると、

陽性反応が出た。

 

これで、大好きなゼリーも

エリスリトールが入っていなければ、

食べられる。

 

ところが、成分表示に

書かれていないケースもある。

 

それは、原材料や添加物として

入っている時は記載義務があるが、

「原材料の原材料」の時は

「その他」に省略の場合がある。

 

消費者庁によると、

アレルギー表示をする品目は

約3年ごとに調査を行い、

症例数や重篤度を基準に選定。

 

エリスリトールは非常にまれな

アレルギーで、症例数が少ない為、

今のところは検討していないという。

 

 

   

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