今回は2025年9月20日放送の
サンドウィッチマン&
芦田愛菜の博士ちゃん
最も賢すぎて怖い生物は?
かしコワ生物No.1決定戦
を振り返ってみたいと思います。
(ネタバレ)
獲物を火で脅かす!
伝説のファイヤーホーク
危険生物博士ちゃん
浅利圭吾くん16歳。
オーストラリア北部の
熱帯サバナ地帯に生息する
チャイロハヤブサ、トビ、
フエフキトビを合わせた3種が
現地では、ファイヤーホークと
呼ばれているという。
ファイヤーホークを直訳すると、
火の鷹となり、火を使う。
オーストラリアで山火事が
多い限られた地域に、
火を使って獲物を獲る
タカがいる伝説がある。
迷信が真実だった
映像もあるという。
まだ、燃えていない草むらを
燃やそうと火のついた枝を落とす。
火を放つことで虫や小動物が
逃げまどい、無防備になって
出てきたところを捕まえる。
人間以外が火を使って、狩りをする
生物学的に例を見ないかしコワ光景。
火を放つ場所も、乾燥した草が
生い茂って、火災が広がりやすい所。
49点
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人間なんか相手じゃない!
恐怖の地下文明!ハキリアリ
深海魚アート博士ちゃん
鈴木翔太くん15歳。
ハキリアリは中南米に生息し、
噛み切った葉っぱを背負って
運ぶ姿が有名なアリ。
翔太くんは人間以外で
農業をする生物だと思うという。
葉っぱを切って、
食べるのではなく、
ハキリアリたちが巣の中に
キノコを棲まわせている。
キノコに運んできた葉っぱを
与えて、成長したら、
自分達で食べる。
人間が農業を始めたのは、
約1万年前と言われるのに対し、
アリとキノコの共生はおよそ
6600万年と言われている。
しかも、ハキリアリの巣は
ある研究チームが、
使われなくなった巣に10tの
セメントを流しこみ、型を
取って採掘したところ、
広さ50㎡ 地下8mにも達する
巨大地下帝国の姿が!
そこには、キノコ畑や
葉っぱの保管室など、
様々な機能をもった部屋が、
一連のトンネルで繋がっていた。
全部、芝だったところを
ハキリアリたちが、
道にある葉っぱを切り出して、
切り出し場から巣まで
運びやすくするために
道を掘った。
人間が高速道路を造ったのが
たった100年前なので、
ハキリアリたちは
それより前から作っている。
また、ハキリアリたちは
自分たちの大事なキノコの
害になる細菌に対し、その
繁殖を抑える抗生物質を出す
バクテリアを体に住まわせ、
それをキノコ畑や巣のあちこちに
塗りつけて衛生状態を保っている
と、言われている。
人間が初めて抗生物質を
実用化したのが、
1940年代のペニシリンと
いうもので、80年前のもの。
アリは数百年前から
数百年前から使っている。
一番、すごいのは地下にゴミを
溜めて発酵させ、対流を起こして、
地下の冷気を巣に送り込む天然の
エアコン装置もあるのだそう。
44点
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せつなすぎる残酷さ!
空の王者イヌワシ
信号機博士ちゃん
小澤鷲くん11歳。
小澤くんの父親は
イヌワシ保護協会の会長。
北半球の山岳地帯に生息し、
猛禽類の中でも最強クラスと
称されるイヌワシは、ヤギや
カモシカなどの自分より体が
大きい獲物を狩る時がある。
その時に崖から落として、
絶命させてから捕食する。
亀を落として、甲羅を割ってから
食べるという事例もあるので、
小澤くんの推測だと、イヌワシは
重力を相当理解している。
また、イヌワシのひなは
先に生まれた子が下の子を攻撃する。
親鳥も餌を下の子にはあげない。
そのまま、下の子は衰弱して、
日本のイヌワシの場合は、
98%の確率で孵化後、
10日以内に死んでしまう。
巣から落とされたり、
親に食べられたりする
ひなもいる。
この行為は、エサが限られる
過酷な環境において、確実に
1羽の子孫を残すためのイヌワシの
生存戦略だと言われている。
2卵産むのは、上の子が
病気になったり、上手く
育たない場合もあるため。
基本的に上の子だけが生き残る。
45点
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