今回は2025年11月26日放送の

奇跡体験!アンビリバボー

冬こそご用心!身近に潜む意外な原因!

火災の恐怖を振り返ってみたいと思います。

 

 

今年5月に大阪市内のマッサージ店で、

ミステリアスな出来事が起こったそうな。

 

業務を終えたスタッフは、

LEDキャンドルなど全ての

電気機器の電源をOFFにした。

 

戸締りも確認し、異常がないことを

確かめた上で帰路に着いた。

 

4時間後、自宅にいたスタッフ

連絡が入った。

 

店に駆けつけたスタッフ

目にしたものは、激しく

噴き出す炎。

 

店内は全焼してしまった。

 

消防によると、火元は

店の中で自然発火したという。

 

火の気のない店の中で、

自然発火したものはタオル。

 

マッサージで使用するオイルの

拭き取りに使っているものだった。

 

 

元福岡県警 科捜研 科長で

現在は火災鑑定人の山根さんに

よると、オイルそのものが

植物油のものが多い。

 

オイルが空気中の酸素と

反応して酸化熱が発生し、

最終的には発火する。

 

 

物質が酸素と結びつく過程で

発する熱を酸化熱とよぶ。

 

身近な例としては、カイロがある。

 

中には鉄粉が入っていて、

鉄の酸化熱を利用して、

体を温めるしくみ。

 

 

   

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マッサージで使用するオイルは、

中に含まれる不飽和脂肪酸という

成分が非常に酸化しやすいという。

 

一般的な使い方では酸化熱が

こもって高温になることは

ほとんどないが、今回の火災では

積み上げられたタオルの中で

熱が逃げ場を失い、

温度がどんどん上昇。

 

最終的におよそ500℃まで上昇し、

自然発火が起きたと結論付けられた。

 

マッサージ用のオイルに限らず、

サラダ油や塗料などにも

不飽和脂肪酸が含まれている。

 

 

年間、およそ2,000件に及ぶ

製品事故の調査・実験を行い、

原因究明と再発防止に取り組む

行政機関 独立行政法人

製品評価技術基盤機構NITEによると、

洗った後ではあるが、油が

落ち切っていないケースがある。

 

さらに、発熱を助長した可能性が

あるのが、乾燥機。

 

乾燥機にかけると種火のようになり、

さらに酸化反応を促進し、最終的には

発火してしまう。

 

オイルが染み込んだタオルを

洗濯・乾燥したNITEによる実験映像では、

乾燥機に放置すると熱がこもり、温度が上昇。

 

2時間後に乾燥機内で自然発火した。

 

今回のケースでは、乾燥機で

温まったままのタオルを

積み重ねたことで、より

熱がこもり、発火した。

 

油が染み込んだものは手洗いで

よく油を落とし、風通しの

良い場所に干すことで、

発火のリスクをおさえることが

できるという。

 

 

   

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電子レンジの使い方を間違えると、

火災のリスクがある。

 

カップ麺に水を入れ、

そのまま温める。

 

NITEによる実験映像では、

火花が散り、炎が!

 

容器にも引火した。

 

電子レンジは電磁波によって

食品内部の水分子を振動させ、

その摩擦熱で温めている。

 

問題は多くのカップ麺のフタに

使われているアルミ。

 

金属の周りには電子と呼ばれる

小さな電気の粒が自由に動いている。

 

水分子の代わりに

その電子が激しく揺すられ、

時に火花を散らすことがある。

 

 

 

IHコンロに火が見えないが、

IHコンロも火災の原因に

なることがあるという。

 

IHコンロを使い、

少量の油で揚げ物を調理した

5分後に発火した。

 

NITEによると、少量の油で

揚げ物調理をすると、温度を

コントロールするための

温度センサーの温度が

反応するより先に油の温度が

発火する温度まで上がってしまう。

 

ガスコンロでも、

少量の油で揚げ物は要注意。

 

 

   

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