今回は9月19日放送の
ビーバップ!ハイヒール
デジタルタトゥーの恐怖
の回を振り返って
みたいと思います。
今、ネットの世界で人々を
恐怖に落とし入れている現象、
デジタルタトゥー。
知らぬ間にアナタも
被害に遭っている？
インターネットは便利ではあるが、
とんでもない危険が潜んでいるという。
若者にとってSNS投稿は
日常の事だが、何気なく撮った
写真の背景から住む場所が
わかってしまうことがある。
定期的に投稿している情報から
行動パターンを読まれ、不審な
男に付きまとわれるなど、
SNSが原因でストーカー被害に
発生するケースが相次いで
いるようです。
そうならなためには、
気付いたらすぐに削除する
のが一番の対処法だが、
すぐに投稿を消しても
誰かが撮った
スクリーンショット等、
コピーが拡散し、
被害を防ぐ事が出来ない。
また、SNSをやっていない人でも
知らない間に盗撮され、写真が
拡散されている場合も…。
ある時は、悪意ある形で
盗撮写真が売買されている事も！
とくに飲食チェーンなどの
制服姿で働く女性が被害に
遭ってしまうようですで
お気をつけを。
ネットに一度挙がった情報や写真は、
急速に拡散するだけでなく、完全に
消し去る事は極めて難しい
とされている。
この現象は、デジタルタトゥー。
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そんなデジタルタトゥー対策に
精通しているのが、
モノリス法律事務所 河瀬季先生。
デジタル・タトゥー──インターネット誹謗中傷・風評被害事件ファイル
自由国民社 (2017-01-13)
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河瀬先生は、インターネット上の
誹謗中傷や画像、動画の削除を
年間1,000件以上削除しているという。
企業や有名人だけでなく、
一般人が被害にあうケースも急増！
被害に遭いにくくする方法と、
被害に遭ってしまった場合の
対策まで先生は教えてくれる。
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河瀬先生が実際に解決した
事件をビーバップ風に
着色したドラマ
地域の名門高校で英語教師をする
神崎先生は、生徒や同僚からの
信頼もあったが、ある日 神崎先生に
対する周囲の態度は明らかに
おかしかったという。
その原因は、先生が大学の推薦入学を
希望する生徒から金銭を受け取った
という噂が流れていたからだが、
その話は 神崎先生にとって
身に覚えのない事。
他にもネットでよからぬ
神崎先生の噂が出回って
いると耳にしたので、
自宅に帰って調べてみると
神崎は女子生徒に手を出し
妊娠させた
神崎は生徒の親から
200万円を受け取った
など、神崎先生を誹謗中傷する
為のサイトが出来ていた。
掲示板やランキングサイトを悪用して、
情報を操作したり、個人を傷つける
デジタルタトゥー被害が急増している。
このようなサイトは、匿名のものが多く
サイト運営者の情報は無いのだそうだ。
噂が広まり、嘘の噂で追い込まれた
神崎先生は職場だけでなく、
家庭崩壊寸前で、ネット上の
誹謗中傷対策に詳しい河瀬先生
を訪ねた。
河瀬先生はまず、サイトの運営者を
特定する事にした。
通常、ドメインからサイト運営者の
情報を得られるが、中には匿名で
作られたサイトも存在していて、
その場合は運営者を特定する事は
出来ないという。
さらに調べていくと、
このサイト運営者は
それとは別に、取り留めのない
日常が綴られているサイトも
運営していることがわかった。
そのサイトも匿名だったが、
河瀬先生はアフィリエイト広告に
注目した。
これはサイト運営者が広告料を
得られるもの。
通常、サイト運営者は
広告料を得るために、
広告業者に口座情報を
登録しておく必要がある。
そのため広告業者は、
サイト運営者の情報を
知る可能性が
高いと考えられる。
ところが広告会社はそう簡単に
顧客の情報を出してくれないので、
河瀬先生は、弁護士会照会という
各都道府県の弁護士の組織で、
弁護士会を通して情報開示を依頼。
法律上の根拠に基づく手続きで、
原則として照会を受けた側は
回答する義務があるそうだ。
犯人は、神崎先生の元教え子。
神崎にタバコを見つかり、
停学処分になり、その後
自主的に退学していた。
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