今回は8月11日放送の

林修の今でしょ!講座

感染症の専門医に気になる疑問

全部聞きます

を振り返っていきたいと思います。

 

 

日本で確認されてから約7ヵ月、

見えてきた新型コロナの弱点。

 

日本感染症学会専門医

KARADA内科クリニック

五反田院長 佐藤昭裕先生と

日本感染症学会専門医

昭和大学医学部客員教授

二木芳人先生が教えてくれる

感染リスクを最小限に抑える方法。

 

 

林修の疑問

しっかりと予防している人が

感染!一体、何が原因?

 

2人の見解は、エアロゾル感染の

疑いがあるというもの。

 

エアロゾル感染とは、窓を閉め切った

密閉空間でマスクをせずに咳をした時、

咳をした瞬間に出た大量の飛沫。

 

1分程度で大きな飛沫は下に落ちるが、

最も小さい霧状の飛沫は、20分以上も

浮遊続けるという。

 

小さい霧状の飛沫=エアロゾル

 

 

佐藤先生によると、

密閉した空間でエアロゾル発生

→空気中に浮遊

→それを吸い込む事によって

感染リスクの危険がある

と言われている。

 

距離をとるソーシャルディスタンスで、

距離をとっても密閉された空間では、

感染リスクが!

 

最新の研究で判明した

咳だけではなく、ある条件で

エアロゾルは発生している

ことがわかったようだ。

 

 

   

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二木先生によると、

エアロゾルは、医療行為が行われる

際にだけ発生すると考えられていた。

 

そのため、日常会話(一般的な場面)では、

出ないと言われていたが、最近になって

普通の会話でもエアロゾルが少量でる。

 

大声で喋ったり、歌ったりすると、

多くのエアロゾルが出ていることがわかり、

パピプペポのような半濁音も多く出るという。

 

 

 

エアロゾルは、マスクを

通過する?しない?

 

二木先生によると、

エアロゾルは不織布を

通過しないという。

 

だが、エアロゾルはフワフワ

浮いているので、鼻の部分などの

隙間から入る可能性が!

 

効果的なマスクの使い方は、

顔の大きさにあったマスクを

隙間が出来ないよう鼻の形を

合わせてピッタリ付ける。

 

自分に合ったマスクが、

感染リスクを下げる。

 

 

マスクを外さなければならない時は?

 

エアロゾル感染を最小限に抑える方法

として、ある事をすればリスクが

大幅に減るのだそうだ。

 

3密とは、密集・密閉・密接。

 

二木先生によると、

意外に出来ていないのが

密閉だという。

 

密閉を避けるために

大事なのは、換気

 

エアロゾルを外に

出してしまうには、

換気が非常に重要。

 

マスクをする・手を洗う

だけでなく、換気も心掛けて

おかないとエアロゾル感染がある。

 

 

   

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佐藤先生によると、

換気の出来るエアコンもあるが、

基本的にエアコンでは換気

出来ない。

 

そのため、換気は窓を開け、

外の空気を取り入れることが重要。

 

換気が不十分な部屋では、

空気中のウイルス濃度が高くなり、

感染リスクが高くなる可能性あり。

 

基本的には、常に換気を行う方が良いが

無理な場合は、1時間に10分程度は換気を!

 

 

換気のポイントは、空気の出入り口を

2ヶ所以上作ることで、空気の流れが

うまれ、効率的な換気が出来る。

 

 

二木先生によると、お店に入る時も

小池さんのステッカーが貼ってあるから

大丈夫!ではなく、意外と守れていない

事もあるので、見極める事が大事。

 

 

車の窓は、「2ヶ所」開けていれば

1分程度で空気が入れかわる。

 

 

専門医の2人はマスクをどう使っている?

 

佐藤先生は、熱中症と天秤にかけたら

外してほしいという。

 

野外では、お互いの手が当たらない

距離感を保っていれば、マスクを

外してもよいそうだ。

 

 

二木先生は、周りにヒトが

いなければ外して欲しいという。

 

無症状患者が多く、自分がそういう

可能性があるという事を意識して

常にマスクをして欲しいが、

周辺を見て他人がおいでにならなくて

非常にスペースが開いている所では

マスクを付けなくてよいという。

 

 

   

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