今回は2025年3月30日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
急カーブの道路に沿った敷地
瓦屋根の細長い建物
他にも建物が数棟
小さな畑?
鉄塔?
衛星写真で見つけた熊本県の
ポツンと一軒家を目指す。
熊本県西部のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
集落に到着し、車庫の前辺りにいた
男性に衛星写真を見てもらうが、
この辺は行かないという。
いろいろな人の助けもあり、
目指すポツンと一軒家の
あるじは90歳近くの
イトセヒロミさん。
だが、90歳近い高齢のため、最近は
麓の娘さんの家に身を寄せ、今は
この家には誰も住んでいないという。
娘さんが実家の管理のために
時々、通っているそうだ。
居ないかもしれないが、
入るところを間違えると
永遠にたどり着けないと、
先導して貰い、
ポツンと一軒家に辿り着いた。
案内してくれた男性とお別れ。
この後、この家の娘さんと
連絡が取れ、確認したところ、
このポツンと一軒家のあるじは
いとせひろみさん88歳。
2年前に山を下り、娘さんの
家で同居しているそうだ。
捜索隊も山を下り、
麓の集落へ。
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すると、先ほど案内してくれた
男性と出会い、別の
ポツンと一軒家に案内を
してもらい、辿り着いた。
どうやら、ご夫婦で
住んでいるようで、
近くに出掛けている夫を
迎えにくれた。
15分ほど待っていると、
夫婦揃って戻ってきてくれた。
出先から戻り、快く取材に
応じてくれたポツンと一軒家の
あるじはやまざきひでおさん73歳。
この集落は昔、200人近く居たが、
今はやまざきさん夫婦の2人だけ。
この辺りは終戦後の開墾地で、
開拓部落で入植者が15軒あり、
両親が入植。
生家は今の家よりも上にあり、
藁葺きの平屋の家に
父と母と私の姉弟が5人。
それと、私の子守をしてくれた
親戚の叔母さん、四畳半一間の
家に8人住んでいた。
15歳で実家を出た。
この家は築38年で、
ひでおさんが35歳の頃に
上の家が古くなって、
ここに自身で建てた。
両親も町中では
仕事も出来ないし、
町中の暮らしは嫌だろうと
思って、ここまで道路があった
場所に家を建てた。
15歳で家を出た後は、
外国航路の船員をした。
当時世界一の
25万tのタンカー船で
世界中を周ってた。
初航行はクウエートで、
片道20日間。
国立の海員学校が
全国に10校あり、
ひでおさんは
長崎の海員学校に行った。
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当時の海員学校は1年制。
内は貧乏だったし、
船乗ったら給料
たくさん貰える。
貰えたら家族にも
仕送りできるし、
姉弟の面倒見れる。
16歳から仕送りし、
30代から定年まで
毎月10万円を
送金するようにしてた。
石原裕次郎とか、
マドロスの映画とか、
いろいろあって、
船員に憧れもあった。
22年間、外国航路
乗ってから、
海上保安庁に入って、
北海道と長崎に4年。
北九州に4年、福岡に行って、
3年か4年ずつくらいで結構、
転勤していた。
60歳で定年になって、
親父も亡くなってたので、
お袋を1人ここに置いて
おけないので、ここにきた。
奥さんとは遠い親戚関係に
あたり、子供は1人娘がいる。
やまざき家から裏山を
300m登った所にある畑は
70年前に両親が開拓し家を
建築し、ひでおさんが
生まれ育った場所。
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