今回は、5月23日放送された
カズレーザーと学ぶ。
を振り返っていきたいと
思いますので宜しくお願いします。
あなたのスマホが危ない!
最新サイバー犯罪3連発
去年から被害が急増している
スマートフォンを乗っ取る
サイバー犯罪 SIMスワップ。
今年の1月に犯人が逮捕された
事件では、不正再発行の
SIMカードを使って、被害者の
インターネット口座にログインし、
約600万円を引き出した。
この犯人は同様の手口で、
総額 約4,000万円を不正送金に
関与した。
SIMスワップの被害にあった場合、
ついさっきまで電話が使えていたのに、
急に使えなくなったら、被害を
疑った方が良い。
去年7月に起きた
SIMスワップ事件では、
神戸に住む男性のスマホが
使えなくなり、携帯ショップに
行くと、4時間前に京都で
SIMカードが再発行されて
いたことが判明。
このSIMカードを使い、
被害者になりすました犯人は
既にネットバンク口座から、
およそ1,000万円を
引き出していた。
大阪府警サイバーセキュリティ
アドバイザー 摂南大学教授
針尾大嗣先生から学ぶ。
針尾先生によると、
犯人が使うのは
運転免許証。
現在、インターネット上には、
運転免許証を偽造するサイトが
存在しており、誰でも調達可能。
相場は、10万円前後。
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SIMスワップの対策方法
①SNSなどに個人情報をあげない
②怪しいURLをクリックしない
③ネットバンクに
本人認証システムを確認
SIMスワップにあった場合、
SIMなしという表示が出る為、
気付いたらすぐにキャリアにも
確認すること。
被害に遭う確率を下げるためには、
ID・パスワード管理が重要。
また、金融機関によって
セキュリティーソフトの無償提供
取引内容の即時メール通知
スマホアプリでの指紋・顔認証など
独自の対応をしているので、確認を。
今、増えつつある詐欺は、
二次元コード決済詐欺。
昨年5月に日本で起きた
二次元コード不正使用事件は、
中国の詐欺グループが被害者を
フィッシングサイトに誘導して
ID・パスワードを入力させ、
個人情報を抜き取る。
不正に二次元コードを作成して、
転売目的と思われる
加熱式タバコを購入。
その支払いは
被害者の口座から
総額1260万円相当の被害に。
中国で起きた例では、
犯人が二次元コードを
盗撮して、自分の
支払いに使用した。
利用者は二次元コードで
支払ったつもりでも、
ニセのコードが上に
貼られていて、
犯罪者集団にお金を
支払っていることも。
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針尾先生が今、
一番懸念しているのが、
エビルツイン。
ニセのアクセスポイントを
皆が本物のアクセスポイントと
してつなぐ。
ニセのアクセスポイントを
経由して、皆がインターネットを
利用すると、皆はいろいろな
情報を提供している。
たとえば、認証が必要な画面が
出てきた時に、経由した情報が
見られてしまう。
海外ではホテルのWi-Fiに
見せかけたエビルツインが多く、
クレジットカード情報が盗まれる
被害が増加。
エビルツインの見分け方は、
WPA2というWi-Fiで通信内容を
暗号化して保護する規格がある。
それを基本的に採用している
ものを選ぶと良い。
仮に通信データが盗聴されても、
暗号化されているので、
解読する事ができないため。
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