今回は2025年10月16日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

を振り返ってみます。

 

 

 

たちの身に突如襲い掛かる

原因不明の病や異変を推理し、

その謎を究明する医師たちの

突破劇より。

 

 

 

両足とも、かぶれてしまった女性

 

足の甲を中心にむくんで、

赤みがかっている。

 

陸上部のいつも

走っているコースで、

自主練をしていた女性は、

途中からちょっとかゆいと

思っていたが、耐えきれなくなって、

見てみたらすごいかぶれていて、

練習どころではなくなってしまった。

 

 

アレルギーを持つ物質に

肌が直接、触れることで発症する

接触皮膚炎。

 

ピアスの金属や手袋のゴム成分に

触れたことが原因で、耳や両手に

発症した事例もある。

 

悪化すると、血流を介して

全身に広がってしまう

可能性もある。

 

靴を買ったのは去年で、

1年くらい使用してる。

 

足に湿布を貼ることはあるが、

かぶれたことはない。

 

通学の時にはローファーで、

遊びに行く時はスニーカーを

履いている。

 

 

金属や染料など、アレルギーを

起こしやすい物質の検査薬を

皮膚に貼り、反応があるかを

確認するパッチテストを行う。

 

 

   

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数日後、赤くなった部分が

あれば、何のアレルギーを

持っているかが分かる。

 

1週間後の結果は、

全項目 陰性。

 

陸上部員の足を襲った

皮膚炎の原因は、

ランニングシューズの

乾燥の仕方。

 

直射日光に長時間当てたことで、

靴の紫外線吸収剤が

別のアレルギー物質に変化した。

 

紫外線吸収剤は、

一般的には問題ない。

 

このアレルギーは非常に稀。

 

直射日光による劣化を防ぐ為、

一部の靴に塗られている

紫外線吸収剤。

 

普段は問題ないが、天日干しを

長時間行った結果、特殊な

アレルゲン物質に。

 

そのまま使用し、さらに汗を

かいた影響で肌に吸収され、

アレルギー反応を起こしていた。

 

処方した薬を塗って1週間すれば

問題なく、部活に復帰できる。

 

 

 

手の激痛!

原因を解明せよ!

 

突然、手の激痛で

物を持てなくなった女性

 

右手に痛みと痺れがあって、

力が入らない。

 

 

手先をよく使うお仕事をする方は、

指の角質層が強化されている。

 

女性は陶芸をやっていて、初めて

自分の個展を開く予定がある。

 

医師は、おそらく腱鞘炎と診断。

 

患部を冷やすことで、一時的に

痛みは軽減できるが、手を

休めることが一番の近道。

 

処方した薬を塗って、

右手を安静にすれば、

2週間くらいで回復する。

 

 

   

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だが、痛みと痺れが

前よりひどくなって、

炎症が右手全体に

広がっていた。

 

腱鞘炎は、骨と筋肉をつなぐ「腱」と

それを包む「腱鞘」がこすれ、

炎症を起こす病気。

 

腱鞘でも放置すると、

しだいに痛みが増し、

軽いものを持つことも

困難になる。

 

場合によっては、腱鞘を切開し、

腱を通りやすくする手術が

必要になる。

 

甲状腺の疾患による

ホルモンバランスの乱れで、

両手に痛みを発症することもあるが、

女性は左手に痛みはなかった。

 

 

右手の激痛の原因は、

右脚を上に組むクセ!?

 

脚を組むクセによって、

体のバランスが崩れてゆがみ、

腱鞘炎を起こしていた。

 

毎日、同じ方向で脚を

組み続けたことで、

股関節がゆがみ、

背骨・肩甲骨を伝って

右肩までかたまり可動域が

大幅に減少。

 

その結果、物を持ったり、

水を飲んだりといった本来、

肩も使う日常の動作を無意識に

手の力だけで行ってしまい、

腱鞘炎が悪化。

 

問題は常に同じ方の脚を

組んでいたことで、

左右バランスよく組み替えれば、

体のバランスは崩れない。

 

 

   

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