今回は12月26日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

琵琶湖の西の山の中

大きく蛇行した川

道も蛇行

建物が密集

大きく切り拓かれた敷地

数棟の建物が

 

衛星写真で見つけた滋賀県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

滋賀県初、集落に到着。

 

シャッターの奥に見えた

家の住人に道を尋ねてみると、

顔見たことある、行く所行く所で

ご飯食べとると指摘される捜索隊

 

 

目指すポツンと一軒家あるじは、

さんを亡くして男性1人で暮す

80歳位のトモサダさん。

 

以前、猪を飼っていたそうだ。

 

暇やから連れて行ったろか?

と、有難いお言葉をいただき、

先導してもらう。

 

捜索再開、急に細くなった

川沿いの道はクネクネと

山の中へ進んで行き、

辿り着いた。

 

 

 

 

ポツンと一軒家だと聞いて

素直に納得したこの家のあるじ

ともさだてつおさん80歳。

 

 

玄関を開けた室内の中に

数個のツバメの巣が!

 

 

 

 

シーズンに入って戸を

開けといたら必ず巣作りに

来るのだという。

 

ヘビとかが来るからツバメも

のいる所でないと巣作りを

しないようです。

 

 

   

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今から30年前、ともさださんは

猪を飼うために3000坪の土地を購入し、

自ら切り拓き、大津市から

引っ越してきた。

 

ブルドーザーなどの重機を

みな麓から持ってきて、

自身で整地した。

 

ともさださんは

高校を卒業後、

自衛隊に入隊。

 

辞めてから測量関係の

仕事をやって、滋賀県を

ずっーと回った。

 

そこからダンプに乗ったりして、

そこの会社が重機を持って

工事をしていたから重機操縦が

本職になったと話す。

 

この家は一応、大工に頼んだが、

わし自身はこんな家じゃなく、

素人でもできるログハウスを

を建てるつもりだった。

 

ところが、いろんな人

やろう、やろう言うて

やってくれたから

任したらこういう家に

なったらしい。

 

その後、猪の飼育小屋建設も

仲間が協力してくれた。

 

元々、てつおさん自身が

猪肉が大好きだったこともあり、

ちょうど仕事を辞めようとしていた

元の飼い主から一度に100頭以上を

引き取って、飼育を始めたそうだ。

 

道路を挟んだ向かいの

大きな建物は猪の飼育施設。

 

今ではほとんど屋根が

なくなってしまっていて

今は、倉庫として使用している。

 

屋根は古くなって

ボロボロになっていまった。

 

 

   

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猪は狭い所に入れたら、

ストレスが溜まる。

 

子が生まれたら、

ここでは寒いので

コンクリートの下に

ヒーターを入れていた。

 

猪は一頭、生きたままで

十何万で、精肉にするなら

普通の者では扱えないため

値段は倍弱になるらしい。

 

危険を伴うため、てつおさんも

猪に体当たりされ、一瞬

気絶したこともある。

 

猪は真っすぐしか走らないと

言うけれど、上手に回りよる

らしいので気をつけて下さい。

 

かつては美顔用の

フェイスマスクの材料として、

薄く剥いだ猪の皮も出荷

していたそうだ。

 

飼育小屋で約1年育て、

道路側に面した

2階の作業部屋で

精肉作業を行っていた。

 

8年前に猪の飼育・精肉業を

辞めて、飼育小屋の隣に

慰霊碑を建立。

 

今でも月に数回程、

花を供えて供養している

てつおさん。

 

川の向こうにも整地された

土地に、町から来た人

魚を釣ったりして

バーベキューやキャンプを

楽しんでいた人に無料で

猪肉を振る舞った。

 

 

1年前から1人暮らし、

今年の2月に突然亡くなった

さん。

 

平成6年に結婚し、

猪の飼育を始めた2年後、

不思議な縁で出会った。

 

ふと思い立って比叡山延暦寺の

和尚を訪問した時、

そこにたまたま来ていたさんを

紹介されて、出会い交際して結婚。

 

さんを失った悲しみを

和らげるため、思い出の品を

少しずつ整理している。

 

 

   

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