今回は6月21日放送の

ザ!世界仰天ニュース

密かに苦しんだ芸人SP

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

難病と診断された

千原ジュニア

 

2022年3月15日、

千原ジュニアさんは

衝撃の手術を受けていた。

 

それは、AR(拡張現実)技術

により、患者の体の一部を

立体的に映し、スマホのアプリで

確認しながら行うという

超最新手術!

 

 

ジュニアさんの体に

異変が起こったのは、

2020年の暮れ。

 

突然、右股関節に

ピリッとした痛みが!

 

その後も痛みは続き、

歩くのにも支障が出てきた。

 

痛み始めて2ヵ月後、

股関節を専門とするチームの

検査を受けると、病名が

突発性大腿骨頭壊死症だった。

 

大腿骨頭とは、股関節にある

ボール状の骨、骨盤と大腿骨を

つなぎ、上半身の体重を支える

役割をしている。

 

骨には血管が通っていて、

血液から栄養をもらっているが、

血液が行きわたらなくなると

壊死してしまうという。

 

そこに荷重がかかると、

押しつぶされて股関節に

痛みが出る疾患で

難病指定されている。

 

壊死といっても腐るわけではなく、

脚を切断したり、命に関わることは

まずないという。

 

 

ジュニアさんの場合は当面、

薬で様子を見ることにして

薬が効かない場合は手術

という選択があった。

 

股関節に負担をかけないように

日常生活では杖を使うことを

医師から言われた。

 

 

   

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壊死を止めるとはっきり

わかっている薬はないので、

炎症と痛みを止める薬を

処方される。

 

病気のことは以外には

言わなかったジュニアさん

だったが、ある日のYoutubeの

撮影中に雑談的に話したことが

そのまま流れてしまい、

ネットニュースになる。

 

 

半年が経った頃、痛みが激しくなり、

自力で足を持ちあげられない。

 

ほんの数メートル歩くのさえ

地獄のよう。

 

痛みと眠れないストレスから

解放されたいと思うようになり、

医師と話し合って人工股関節を

入れる手術をすることに。

 

 

ジュニアさんは2001年に

事故で顔面骨折し、

顔には骨を固定する

プレートが入っている。

 

体に異物が入ることについては

あまり抵抗がなかったそうだが、

術後については不安だらけ。

 

人工股関節はチタン合金・

ポリエチレン・セラミック

で出来ている。

 

 

人工股関節を入れるには

骨盤辺りをおよそ10㎝程切開し、

壊死した大腿骨頭を切除。

 

そして、骨盤に人工股関節の

受け皿の役目をするカップを

とりつけるそうだが、カップの

設置角度が重要!

 

 

   

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それを最新手術では

スマートファンに

インストールした

最新アプリを使用!

 

そのアプリがARと呼ばれる

技術などを使用して、通常は

見ることのできない骨盤の

傾きをスマホ画面に立体的に

映し出す。

 

その傾きから計算した

カップの設置角度を

表示してくれる。

 

医師はこれに患者

大腿骨の形や角度、

可動域などをかみして

適切な角度でカップを

設置する。

 

次に、大腿骨側の人工関節を

挿入して、受け皿のカップに

はめ込む。

 

脚の長さが適切か、

脱臼などをしないかなどを

入念にチェックして

およそ1時間で手術成功。

 

絶望感に襲われていた

ジュニアさん、今は

痛みもなく過ごせている。

 

 

   

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