今回は、9月10日放送された

カズレーザーと学ぶ。

O型はケガに注意!?

血液型別の病気のリスク

を振り返っていきたいと

ますので宜しくお願いします。

 

 

前文

 

 

大阪大学 理事・副学長

大学院理学研究科 教授

深瀬浩一先生によると、

B型の腸内細菌の不均衡が

起こることで腸が

炎症状態になって、

インスリン効力が

低くなっている。

 

O型は糖尿病になりにくいが、

人によって個人差が出る。

 

生活習慣次第で変えられる。

 

さらに、B型は

肺炎・結核に

かかりやすい傾向にある。

 

この理由はまだわかっていないが、

免疫系が肺炎や結核が他の

血液型と比べてB型の人はそれを

見逃すリスクがある。

 

 

O型が注意すべき病気は、

胃潰瘍 ノロウイルス

 

O型抗原とピロリ菌が

結合しやすい。

 

ノロウイルスは、

A型・O型に感染しやすい。

 

中国で2300人を対象にした

研究の結果、O型は

ノロウイルスに1.28倍しやすいが、

B型に感染しにくい。

 

さらに、O型は

コレラやO157大腸菌など

消化器系の病気に

かかりやすい。

 

アメリカのイーストテネシー州

立大学の研究で、O型はA型に

比べてストレスに弱い。

 

 

A型が注意すべき病気は、

心筋梗塞 脳梗塞

 

A型は他の血液型と比べて、

心筋梗塞や脳梗塞のリスクが

1.25倍高い。

 

 

   

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エコノミークラス症候群の

リスクは1.79倍高い。

 

A型は血液が固まりやすい。

 

血栓ができやすい。

 

O型は血栓リスクが低い。

 

O型と比較すると、

B型は血栓リスクは高いが、

はっきりとはよく分かってない。

 

 

アフリカにO型が多いのは、

マラリアがA型に感染しやすい。

 

その影響があって、

マラリアに強いO型が

アフリカに多い。

 

ヨーロッパはA型が多い。

 

コレラがO型に感染しやすい。

 

19世紀頃にコレラの流行があり、

コレラに弱いO型よりもA型が

多くなった。

 

血液型の分布は

病原体と人間のせめぎ合い

というか、感染を防ぐ

生体防御機能が進化した結果。

 

種の絶滅を回避する

リスクヘッジ。

 

血液型の違いは、

種の保存のため。

 

 

新型コロナウイルス

O型が一番強い。

 

 

 

太りやすさには地域差がある!?

最新ゲノム解析で判明した県民性

 

東京大学大学院 理学系研究科

教授 太田博樹先生によると、

同じ日本人でも北海道・東北地方・

九州地方には似たような体質が

存在し、関西・中国地方では

真逆の傾向が見られる。

 

お酒に強い:東北・九州

お酒に弱い:関西・中国

 

 

最新科学でわかった

県民性をカズと学ぶ

 

東京大学大学院 教授

太田博樹先生によると、

東南アジアから当時は

大陸と陸続きだった日本に移動し、

その後に海面が上昇したことで

日本列島は大陸と分離。

 

そこに残されたのが

現在の日本人の祖先 縄文人。

 

その後、大陸から海を

渡って来た人々と

現在の日本人が誕生。

 

 

   

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そのため、

今も縄文人の遺伝子を

色濃く引き継ぐ。

 

遺伝子は

約2万5000個持っている。

 

日本人のDNA、

10%~20%は縄文人。

 

縄文人由来の遺伝的変異は

人によって違い、いくつ

持ってるかをカウントすれば

縄文人度合いがわかる。

 

さらに、縄文人度合いの

地域差を調べると、

明確な地域差がある。

 

アルコールに弱い遺伝変異は

東アジアで生まれた。

 

 

ほとんどの体質や病気の

なりやすさというのは、

沢山の遺伝子が関係し、

その遺伝子と体質の関連を

調べると、縄文人由来の

遺伝的変異を持つ人は、

血糖値・HbA1c(高血糖)・

中性脂肪高という項目で

大きな値になる。

 

 

   

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